2024/11/06
何年も一つの国に滞在している人を見るとどうして可能なのか不思議に思う方がいるかもしれませんが海外の長期滞在は割と簡単にできます。
それを可能にしているのがビザランと言われている方法です。
今回はビザランについて紹介します。
台湾ビザなしで90日滞在が可能
台湾はパスポートのみでビザを取得していなくても入国ができる国です。
正確には
- 滞在日数90日
- パスポートの残存期限が予定滞在日数以上
- 台湾から帰国するための予約済み航空(乗船)券、或いは次の目的地への航空(乗船)券及びその有効査証を提示すること。
台湾は入国時に第三国への出国チケットが必要
台湾は90日滞在が可能で審査も特別厳しくはありませんが、出国時に航空会社のカウンターで台湾からの出国チケットの提示が必ず求められます。
これは日本から出国して日本へ帰る便が必ず必要ではなく、台湾から第三国へのチケットでも大丈夫です。
例
台湾→台北、台北→バンコクetc
私はこのチケットの提示は必ず求められていましたが、ブロガーのまえはらさんの情報によると
【バックパッカーに台湾行きLCCのスクートを使ってほしい理由】
・実は片道チケットだけで乗れる
・他の航空会社だと帰りのチケットが必要
・書類にサインすれば乗せてくれる
・台湾から片道5,000〜1万円で東南アジア行きの飛行機がたくさん出てる
・台湾旅行しながら、次の行き先を決められる pic.twitter.com/duSWz3FlpC
— まえちゃん @台湾ブロガー (@Maechan0502) 2018年4月23日
これが事実なら台湾行きはスクートが一番いいですね。
私はジェットスター、バニラ、タイガーエアで日本から台湾へ
香港からは香港エクスプレス、マカオからタイガーエアで台湾へ向かったことがあるのですが全て第三国出国チケットの定時を求められました。
ただしバンコクからノックスクートの時は定時を求められなかった気がします・・・忘れました。
次回はノックスクートでバンコクから台北に戻るのでしっかり確認してきます。
香港・マカオ・タイ・マレーシア・ベトナム・中国(陸路)では入国時に第三国への出国チケットの提示を求められたことがありません。
90日滞在は入国日の翌日から90日(90泊91日)可能。
ほとんどの国は入国日を加算されることが多いのですが台湾は入国日の次の日からとなっています。
間違えやすいので入国日から90日と一日余裕を持って覚えていた方がいいかもしれません。
また3ヶ月滞在できると考えていると間違えてしまうことがあるので注意。(私がよくやります)
パスポートの残存期限は滞在日数以上あれば問題ない。
昔は半年以上だった気がしますが最近変更されたようです。ただしパスポートの有効期限が6ヶ月以上必要な国が多いので半年切ったら新しいパスポートに切り替えるのがいいですね。
ビザランとは
ビザランとは滞在可能期間内に出国をしてまた入国を繰り返して長期滞在をすることです。
台湾なら90日滞在できるので90日ごとに出国と入国を繰り返せが理屈の上ではずっと滞在できることになります。
ビザランの回数は年4回は最低必要になります。
アジアの国々のビザ免除期間
日数 | 国名 | パスポートの有効期限 |
90日 | 韓国 | 3ヶ月以上 |
台湾 | 残存期限が予定滞在日数以上 | |
香港 | 残存有効期間が滞在日数に1ヶ月を足した日数以上 | |
マカオ | 残存有効期間が滞在日数に1ヶ月を足した日数以上 | |
マレーシア | 残存期間は6ヶ月以上 | |
30日 | タイ | 残存期間は6ヶ月以上 |
シンガポール | 残存期間は6ヶ月以上 | |
フィリピン | 滞在日数プラス6ケ月以上 | |
インドネシア | 残存期間は6ヶ月以上 | |
モンゴル | 残存期間は6ヶ月以上 | |
15日 | 中国 | 残存期間は6ヶ月以上 |
ベトナム | 残存期間は6ヶ月以上 | |
ラオス | 残存期間は6ヶ月以上 | |
14日 | ブルネイ | 残存期間は6ヶ月以上 |
その他、注意事項
ほとんどの国ではパスポートのページ余白が2ページ以上あることが必要です。
ベトナムは30日以内の再入国にはビザが必要
90日滞在可能な国のビザランがオススメ
特に台湾とマレーシアが90日滞在でオススメ。
マレーシアは入国時に第三国出国チケットの定時を求められることもありません。
韓国・香港は物価が高いのが難点。
マカオも物価が高いのですが中国・珠海まで歩いて渡れるので珠海15日のビザランが可能ならオススメです。
珠海のビザランに関しては私はやっとことがないのでどこまで可能かは未知数です。
マレーシアは正直、タイに比べてしまい滞在先としては魅力が落ちてしまうのですが、ビザに関して言えば今でも魅力的ですね。
そもそもビザランは可能なのか?
このビザランですが国境が陸続きの国なら徒歩で行き来できてしまうので、とても簡単なのですが、最近タイなどでは陸路入国は二回までと規制が入っているようです。
ただし空路での規制はないようです。
タイは30日入国で30日の延長が可能で、その後30日の観光ビザを取得すれば最大90日滞在可能です。
ベトナムもマルチの観光ビザは90日まで取得可能。
それでは台湾の話です。
台湾ですが私は二年以上ビザランをしていますが特に問題なく再入国が可能です。
私の場合、出国すると数週間以上台湾を離れています。花蓮にいた時にビザランしている50代のおじさんがいて、この方は香港から当日戻ってきていると言っていましたが特に入国で問題になったことなどないと言っていました。
今のところ台湾ではビザランは問題になっていません。
もちろん将来はわかりませんが・・・
アジアの国々では空路入国のビザランはまだ大丈夫なところが多いようです。
タイは1ヶ月ごとの空路入国のビザランは規制されるかもしれませんので注意してください。(未確認です)
台湾からビザランオススメの国
台中の場合
私が住んでいる台中からオススメの国は
- 香港
- マカオ
- ベトナム
- 韓国
この四カ国(地域)になります。
特にマカオは年に数回物凄く安いチケットのキャンペーンがあって往復で10,000円以下なんてのがあります。私が見た一番安いのが往復8,000円台。安い時に数回まとめて買うのがいいですね、台湾入国時の第三国チケット定時対策を含めて。
香港も香港エクスプレスがキャンペーンをよくやるのでその時に購入するのがいいですね。
ただし香港は入国税などが高いのでそれらの手数料を含めるとマカオより高くなることが多いです。
ベトナムはベトジェットが往復で15,000円。韓国はtway空港が同じく15,000円ほどで運行しています。
ベトナムも時々安いがあり往復12,000円ぐらいの時があります、滞在費用も安いのでゆっくり長期滞在もいいですね。
ベトナムは行こう行こうと思いつつマカオ便を取ってしまい後回しにしてしまう国です、残念。
台北・桃園空港の場合
上記四カ国に加えて
- 日本(特に沖縄)
- マレーシア
- フィリピン
台北桃園空港からは沖縄がオススメです。料金もキャンペーンで往復14,000円以下、時間も一時間半ほどと香港と同じぐらいの料金と時間で行くことが可能です。
クレジットカードの付帯保険の有効期限リセットの為にもオススメです。
また、マレーシアのコタキナバル・クアラルンプールも安く行くことが可能です。ただし時間は3時間以上とちょっと遠い。フィリピンもセブ航空が時々2,000円台のキャンペーンを出していることがありそんな時にビザランのため購入することがありました。
購入しても結局行かないという無精者ですw
花蓮
私の好きな街の花蓮ですが花蓮空港から香港便が出ています。それも安い。
心配は香港便が撤退してしまうことですが・・・
香港便があれば花蓮もオススメですね。空港から近くて空いているので楽です。
台湾ビザランのまとめ
- 台湾は90日滞在できる
- ビザランは可能だが第三国への出国のチケットが必要
- ビザランのチケットはキャンペーンなどの安い時に買うのがお得
年4回として一回1ヶ月ぐらいの長期滞在と考えるといいですね。
個人的には
マカオ・珠海とベトナムがオススメです。
台北滞在の方はマレーシアもオススメ。
私はタイを第一に押していましたが、よく考えるとベトナムもいいですよね。
マカオーホーチミン便も出ているので、台中ーマカオーホーチミンーハノイー台中
こんな感じでぐるっと回るもの楽しそうです。
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航空チケットは結局いつもここです。