2021/01/11

トマス・J・スタンリー氏が先月の2月28日、交通事故で亡くなりました
享年71歳 億万長者に関する最新本を作成途中だったとのことです
米ベストセラー「となりの億万長者」著者、自動車事故で死亡 | エンタテインメント | Reuters
トマス・J・スタンリー …
ブログですとフクリさんが詳しく記事にしています
億万長者の研究家”トマス・J・スタンリー”先生が亡くなる | フクリの海外ETF長期投資ブログ
今から20年ほど前に発された本です
当時のアメリカ・・・いや、今もですが、
アメリカの金持ちがどんな生活し蓄財をどのように行ったのか詳細に書かれてています
この本での億万長者は資産100万ドル〜1000万ドル
そこには、大半のお金持ちは高級住宅地に住むわけでもなく、派手な消費をするのでなく
あなたの隣にいる=裕福なブルーカラー層だと書かれています
米国のお金持ちの投資の考え方
イントロ部分で書かれているのですが、多くの成功した億万長者は投資に対して
どうやって投資をコントロールするかについて考えるべきだと話しています
誰も株式市場をコントロールはできない。だか、コントロールできるものがある
自分の会社の事業・非公開株への投資・知り合いにお金を融通することなどが一例
意外なようですが、米国のお金持ちは株式などへはあまり投資をしていないとのこと
そして何より、見栄などより経済的自立を大切にしていることだ
資産を導く7つのポイント
- 彼らは、収入よりはるかに低い支出で生活している
- 彼らは、資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している
- 彼らは、お金の心配をしないで済むことの方が、世間体を取り繕うよりも大切だと考えている
- 彼らは、社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない
- 彼らの子供たちは、経済的に自立している
- 彼らは、ビジネス・チャンスをつかむのが上手だ
- 彼らは、ぴったるの職業を選んでいる
そして資産を築くには
- 自分をコントロールする精神力
- 犠牲をいとわぬ態度
- そして勤勉さ
経済的自立は誰でも十分可能だと本書で書かれています
日本の蓄財本の良本、本多静六氏「私の財産告白」とも共通することが多くあります
資産形成の本質とは
今も昔も、日本もアメリカも変わるものではありません
図は抜けた能力も才能もない私達ができることは
愚直までにコツコツ収入より少ない支出で生活すること
たったこれだけのことが経済的自立に繋がるのです
これからも変わらない、経済的自立の本質
自分ができることとできないことをしっかり意識していこう
あなたの投資は正しいですか?
マーケットを出し抜こうだの、予測可能だの、言っていませんか?
調子の良い時こそ基本に立ち返る良い機会かもしれませんね
お金のことを学ぼうと思ったら最初に読むべき本