2024/11/06
ソイ・ブッカオは主に欧米系の高齢者の男性が多く住んでいます。
これらの方の多くはタイのロングステイビザを取得して滞在をしていると思われます。
タイと言えば、大らかなお国柄に思えますがビザに関しては割と厳しくてノービザでは30日しかタイに滞在できません。実際は一回延長が可能でそこから30日の観光ビザが取得できるので90日滞在できます。
また陸路で出国して入国すると15日しか滞在ができず、また年間2回しか陸路のビザランしかできないようです。
結構細かいですね。
入国時も入国カードに記入するのですが空欄があると必ず記入をするように言われます。
30日で空路で出入国を繰り返すと少なくもと色々チェックをされるようです。
ここが台湾ノービザ90日出入国を繰り返しても特にお咎めなしと大きな違いです。
今回たまたま日本人のリタイアメントビザを取得してタイに15年暮らしている方からリタイアメントビザに関するお話を聞かせて貰えたのでブログに紹介します。
タイ・ロングステイビザとは
年齢は50歳以上と若い人にとってはハードルが少し高いですが、年齢をクリアーすると割と簡単に取れるビザです。
ロングステイビザの有効期限は一年で延長可能。
条件
- 申請者本人申請
- 申請者は申請時に満50歳以上
- 申請者はタイ王国の入国禁止者リストに入ってないこと
- 申請者は日本、または国籍を有する国、居住国においてタイ王国の治安を脅かすような犯罪歴がないこと
- 申請者は日本国籍者もしくは日本で永住権をもつこと
- 申請者は仏暦2535年の省令に定められる禁止疾患、すなわち、ハンセン病、結核、麻薬中毒、象皮病、第三期梅毒ではないこと
申請に必要な物
金融証明書(下記の3項より1項) 原本とコピー2部
- 英文銀行預金残高証明書原本 800,000バーツ以上が確認できる証明書
- 年金証書原本 月65,000バーツ以上の受給を証明できる証明書
- 銀行普通預金通帳と年金証書原本 合算で800,000バーツ以上が確認できること
詳しくはタイ大使館サイトで確認してください
タイ大使館サイトより
ここで重要な条件は二つ
- 年齢が50歳以上であること
- タイの銀行口座に80万B以上(270万円以上)1バーツ3.4円で計算
この二つをクリアーしていれば大丈夫なことです。(正確には犯罪履歴などが必要だか)
日本人リタイアメントの方に伺ったら、業者に頼めば80万Bなくても申請が可能とのこと。
え!どういうこと?
つまり
銀行口座内の資産証明はビザ申請時の3ヶ月前に銀行から証明書を発行して貰えばいいいから、その時に業者が一時的に資産を貸してくれるとのことです。
ビザ代行業者の料金は
- 80万Bある場合は8,500B(29,000円)
- 80万Bない場合は23,000B(78,000円)
この料金で代行手続きをしてくれるそうです。
23,000Bは28,000Bの聞き間違いだったかもしれないのでここはちょっと不正確です。
意外に安くないですか?
事実上1年のマルチビザが8万円で取得できると考えればいいのです。これで滞在日数やビザを気にしないで好きなだけパタヤに沈没できるのですから使える制度ですよね。
お試しに最初の一年は口座だけ開設してロングステイビザを申請するなど可能なので使える制度だと思います。
銀行口座開設に関して
同様に銀行口座開設に関しても伺ったところ二つの条件があれば確実とのことでした。
- 観光ビザを持っていること
- 口座を開設している人の紹介(同行)があること(日本人でも可能)
同じ銀行の口座を開設している人が同行するとより確実に開設できるとのこと。
ビザはノービザだと厳しいかもと言われました。
ツイッターでも同じようなコメントをいただきました。
確かにノービザだが知り合いも開けるか?って銀行のオネーチャンに聞いたら、KYC対応として既に口座持ってる人の紹介があればokって言われた https://t.co/0UsNbkJNC4
— 海外生活目指してる人 (@kabu_yutai2) 2018年6月19日
ただし銀行口座開設に関してはバンコクにあるバンコク銀行本店なら比較的簡単に取れると情報があります。
バンコク銀行の口座作成なう。
下記のものを持参すれば、日本人でも即日作れます🇹🇭
・パスポート
・免許証の翻訳(大使館で作れる)
・300バーツ
普通預金で0.5%、定期預金で2%の利息がつくので、日本の銀行に預けるよりだいぶおトクです😌
日本語スタッフがいるので超簡単。 pic.twitter.com/sk8HE7Va1g— ケースケ🇹🇭バンコク (@Keisukexlife) 2018年2月7日
参考ブログ記事
証券口座開設も・・・
私はどちらかと言うと銀行口座より証券口座が欲しいのですが・・・
理由は
リタイアメント実践者はお金は定期預金に預け置くといいよとのこと。2%ぐらい金利があるから年15000Bぐらい利子がつく。私なら証券口座も開設してタイ版ダウの犬投資法を実践したいけど(笑)
— cub (@cub_nomad) 2018年6月19日
タイ版「ダウの犬投資法」で高配当株に投資をして配当でバービア通いをしたいですw
SBIのタイ株のオンライン証券に申し込みたいですね。
注意点
ただし注意点があります、実際台湾で銀行口座や証券口座を開設したのですが、正直・・・面倒です。
細かい制度の違いがあったりして時々支店などに行かなくてはならず一人だと解決できたいことがありました。
個人的には日本のネット証券がとても使いやすいので無理に開設する必要もないと思います。
小さなトラブルは必ず起こると思って口座開設をしてください。
まとめ
以上、そろそろリタイアメントビザ取得年齢に近づきつつあるcubおじさんのビザの話でした。
タイのリタイアメントビザは取得してもいいかなと考えています。
その他の国で有名なところはマレーシアの「MM2H」ビザ、フィリピンの特別居住退職者ビザ(SRRV)などが有名ですね。台湾も55歳以上で180日のマルチビザが取得できるリタイアメントビザ があるのですが無理に取ることもないですね。
マレーシアも90日滞在できるので必要ないかな・・・そもそも資金がタイに比べてハードルが高いです。