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ダウの犬投資法の国家版「ダウの国投資法」の紹介。高配当国家はどこか?

[記事公開日]2018/05/20

ダウの犬投資法の国家版「ダウの国投資法」の紹介。高配当国家はどこか?

ども配当だけで海外セミリタイアをしたいcubです。

世界中で小銭の匂いを嗅ぎ分けて生きているのですが、今回はダウ30の中で配当の高い10社に投資をする投資法の国家版、配当の高い国十カ国に投資をする

ダウの国投資法を紹介したいと思います。

投資法と言うよりただ配当の高い国を紹介するだけなのですが、意外な国が入っていて面白ですよ。

それではどうぞ

高配当国十カ国の紹介

それでは配当の高い国を紹介します。

順位国名配当利回り
1チェコスロバキア5.5%
2ロシア5.1%
3オーストラリア4.4%
4台湾4.3%
5ポルトガル4.2%
6ニュージーランド4.2%
7中東4.2%
8フィンランド4.0%
9中国3.9%
10南アフリカ3.9%
米国2.1%
日本2%

参考として米国と日本の配当も載せています。

これは単純に配当の高い国のランキングでそれが本当に高い国のランキングとは限りません。

あくまで名目上の高配当国なのです。

これは仮に配当が年5%だとしてもその国のインフレ率が10%あれば実質配当は-5%となり高くはありません。

投資の世界では名目と実質の違いをしっかりと認識して投資をしていきましょう。

それでは次は実質利回りを紹介します。

算出方法としては単純にその国10年国債の利回りとその差を表にしました。

順位国家配当利回り10年国債利回り利回り差
1チェコスロバキア5.5%1.8%3.7%
2ロシア5.1%7.3%-2.2%
3オーストラリア4.4%2.9%1.5%
4台湾4.3%1.0%3.3%
5ポルトガル4.2%1.8%2.4%
6ニュージーランド4.2%2.9%1.3%
7中東4.2%
8フィンランド4.0%0.7%3.3%
9中国3.9%3.7%0.2%
10南アフリカ3.9%8.6%-4.7%
米国2.1%3%-0.9%
日本2%0.07%2%

中東は分からなかったので省きます。

一見高配当国に見えたロシアはインフレも高いので実質利回りはマイナスになってしまいます。

ポルトガルはいつの間にか国債利回りは2%を割っています、ちょっと前に危機が起こって国債価格が急落していたのですが今は嘘のように安定しています・・・大丈夫なのでしょうかね?

それでは実質利回りから見るとこのようなランキングになります。

順位国名 実質配当率
1チェコスロバキア3.7%
2台湾3.3.%
3フィンランド3.3%
4ポルトガル2.4%
5オーストラリア1.5%
6ニュージーランド1.3%
7中国0.2%
8ロシア-2.2%
9南アフリカ-4.7%
10中東
米国-0.9%
日本2%

注意

参考国の米国がマイナスで配当率が低いですが、これは現金配当率で自社株買いを含めた実質利回りになっていません。米国は自社株買いが現金配当より高いので実質利回りは4%ぐらいになると思います。他国の自社株買いを含めた実質配当利回りはわかりませんでした。

ざっと見るとトップ3がチェコ・台湾・フィンランドとなります。

この辺は高配当国になりますね。

次はオーストリア。

日本も実質利回りで見ると全然悪くないですね。銀行の定期貯金は利子ゼロですが配当は2%ほどあるのですから。

現在、国別に購入できるとは台湾ぐらいで、チェコやフィンランドのETFなどは日本の証券会社では購入できません。

(私が知らないだけかもしれませんが、あったらごめんなさん)

購入可能国

  • iシェアーズ MSCI 南アフリカ ETF(EZA)
  • iシェアーズ MSCI 台湾ETF(EWT)
  • iシェアーズ MSCI ロシアETF(ERUS)
  • iシェアーズ 中国大型株 ETF(FXI)

意外ですけど、オーストラリアの株式指数に投資するETFってまだ発売されてないんですよね。

SBI証券では・・・

国別ETFに投資をするならやはり手数料も安いネット証券がオススメです。

このダウの国投資法が現段階では実践不可能な投資法ですが、数年後に国別ETFがネット証券などで購入可能になると面白い投資法になるのではないかと密かに楽しみにしています。

実質利回りでも台湾株は高配当なのでやはりいいですね。

当面の目標は台湾株の配当で台湾の家賃を払うです。

それでは

PS

高インフレ国の企業運用ってどうしてるんでしょうね?利益が出てもインフレで現金の価値が急激に減っていくのでやっぱりドンドン商品や株式などに次々と投資をしているのでしょうか?謎です。

最近でいうとアルゼンチンの上場企業などがどうしているのか気になります。

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