
2016年、一年間の内9ヶ月ほど海外で暮らしていたcubです。
海外セミリタイアをするのに必要な資金額・支出・稼ぎをブログに記事にしたいと思います。
リタイアとセミリタイアの違いは?
そもそもリタイアとセミリタイアの違いは人によって解釈が違うと思います、私は完全に仕事をしないタイプをリタイア、一部仕事をする人をセミリタイアと定義します。
海外生活セミリタイアとは?
これも定義など特にないのですが、一年の半分以上を海外で暮らす人は海外生活セミリタイアとしました。
つまり
・一部仕事を行う
・一年の半分を海外で生活をする
これが私の定義した海外生活セミリタイアです。
海外生活セミリタイアに必要な資金は?
セミリタイアを目指す人は完全に仕事をしないわけではありません。仕事を完全にしない生活を目指す人は生活レベルを極端に落とすか(月5万円〜)資産を多くする(5000万円以上)必要があります。
しかしセミリタイアを目指すなら私の経験上、実際よりずっと少なくて済むと思います。
個人的には資産が減ることより自分の時間が減っていくことに危機感を覚えた方が良いと思います。
失った自分の時間を戻りません。
月の生活費が月10万円〜15万円
国内・国外を問わず贅沢をすればお金がいくらあっても足りないと思いますが、セミリタイアを目指す人は基本的に質素倹約だと思います。国内でそのような生活をした人が海外生活を始めても極端に生活費が上がることもないと思います。
男の場合、海外で生活費が上がる一番の理由は風俗と食だと思うが、これらにお金を使う人は諦めた方がいいかな。
私は台湾を拠点に海外生活をしていますが、基本生活費は大体月2万元(日本円で7万円ほど)です。
これに現在、中国語の学費を含めると月10万円ほどになります。
台湾で月10万円の生活費でできること
・台北以外の地方都市で暮らす(私は台中で生活)
・中国語の学校へ通うことができる
チャンスがあれば特に派手な生活などしなくても現地の女性とも知り合うことは可能だと思います。
これにビザランや日本の家の維持などが含まれる。
私の場合は現地の生活+6万ぐらいかかっています。これが意外に大きい。特に日本の賃貸が悩みどころです。(解約して住民票を抜いてしまうのも一つの手だが)
この辺は将来割り切ってしまうか、決断する時が来ると思います。
安い家賃をそのまま契約するのも手なのですが(月2万円以下)
セミリタイアの法則
仮に1,000万円があったとします。
あなたならこの資金でどのくらいの期間生活できますか?
- もし年間の生活費が300万円なら3年と3ヶ月で無くなります。
- 生活費が200万円なら5年で無くなります。
- 100万円なら10年持ちます。
ここに仮に副収入が年間50万円あればどうでしょうか?
- 生活費300万の人は3年3ヶ月が4年
- 生活費200万円の人は5年が6年6ヶ月
- 生活費100万円の人は10年が・・・なんと20年持ちこたえます。
私はこれをセミリタイアの法則と勝手に言っているのですが、
要は
- お金の掛からない生活(年間100万円)
- 月数万円の収入
この2つを同時にやるとお金は予想以上に減りません。
そんなの当たり前じゃないかといわれそうですが、自分の生活費を把握している人は予想以上に少ないものです。
ここに入れていないのですが、実際はこれにそこそこの運用益を入れると更にリタイア期間が長くなります。
運用益も驚きような高リターンは必要ありません、仮に3%をインデックス投資の運用で目指すとすると
生活費年間100万円、収入年間50万円とすると27年ほど1,000万円があれば生活が可能となります。
ただお金を運用することはリスクがあるのでここではセミリタイアの法則には入れません。
あくまで収入と支出のみで計算します。
仕事を辞めて収入がずっとゼロの方が難しい。
会社などにずっと努めていると仕事を辞めることに対して恐怖を感じるかもしれません。
特に転職経験の少ない人ほど。
しかし、私から言わせれば、お金をコツコツ貯めていた人は仕事を辞めたぐらいで生活が破産することなどほぼありません。
そして、もう一つ大切なこと。
仕事を辞めて何十年もずっと収入がない方が難しいと思います。
私もセミリタイアを目指し始めた30代の前半の頃はリタイアしたら、収入はゼロになるものと予測してお金を貯めていました。しかし40歳を超えた今、収入はブログのみですが10万円〜15万円ほどあります。
これは当初の予想外の出来事でした。これはすべての人に言えることだと思いますが、これからの時代、大きなお金を稼ぐことは今までと同様に難しいかもしれませんが、小さなお金を稼ぐのはとても容易な時代になるのではないかと考えています。
- 日本と同様のローコストな生活
- 小さくても稼ぐ手段を徐々につけていく
- 運用も同時にやっていく
この3つも同時にしていけば、年齢にもよりますが1,000万円〜2,000万円もあれば十分だと思います。
海外生活をしたいのなら早ければ早い方が良い
ここで声を大にして言いたいことは、もし海外生活をしてみたいのなら、なるべく早く実行に移すべきです。
私は40歳も過ぎてから実勢をしましたが、もっと早くやっていればと後悔しています。
こんな楽しいことを20代の時に経験しなかったなんて、なんて勿体ないことをしたんだ、お金なんてずっと少なくても生きていけると。
40代でもこんなサプライズがありますが!
台湾人小姐可愛すぎだろこれw 朝起きたら、これが置いてあったわ。お前らも台湾来い! pic.twitter.com/CdFhFNksXX
— cub (@cub_nomad) 2017年2月13日
私は外国語も話せないし特技があるわけではありません。そんな私でも海外生活は十分可能なのだから、こんな生き方もあるんだと思って頂ければ嬉しい限りです。
ブログ名変更
最後にブログ名を「旅するように暮らす海外生活術」と変更しました。
今後はより実践的な海外生活情報や節約術、フリーランス的な収入を得る方法、お金の運用の仕方などこのブログで発信出来ていければと思います。
この記事は自分の実践した体験も含めて記事をドンドン追加していきたいと考えています。
それでは、プチ・リニューアルの当ブログを今後もよろしくお願いします。