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マカオ・珠海ノマドのメリット・デメリット

[記事公開日]2018/08/25

マカオ・珠海ノマドのメリット・デメリット

マカオを中心として中国南部での長期滞在の可能性を探って来ましたが、今回はその可能性とメリット・デメリットを紹介したいと思います。

マカオの街について

マカオはアジアで一番豊かな地域だが・・・

一人当たりのGDPは7万ドルほど、日本が4万ドルほどですから1.5倍以上あります。

特に土地の価格はとても高く、この程度で1億円もするの!と驚くような価格です。

まずマカオは面積30 km²ほどしかありません。これは狭い香港でも2700km²、名古屋市の面積が330km²ほどですから名古屋市の11分の一ほどの面積です。

(香港が広く感じますが実際は山が多くて住めるところは少ないです)

そこに住む人々の人口が65万人、それに対して年間3300万人の外国人観光客が訪れる街です。観光客の90%は中国から訪れる観光客です。

そんな小さな街ですがマカオ人が住む地域は更に限られています。

マカオ半島を例にとるとカジノエリアがある地域、世界遺産がある観光地域、マカオの人々が住む地域と割と明確に別れています。

下町に入ると意外に物価が安いマカオ

土地が高く大勢の観光客が訪れる街ですから観光客が訪れるようなところは観光地価格でどこもとても高いです。特にタイパ地区にある巨大なカジノリゾートにあるショッピングセンターなどは街中より更に値段が高い!

最初はあの辺物珍しくて行くのですが、すぐに行くのが面倒になります。ほとんどマカオ半島に滞在するようになります。

カジノで金を使いショッピングでも割高な商品やサービスを使う。

そんなマカオですがマカオの人々の暮らすエリアに入ると意外に安いです。

特にスーパーの値段は台湾とほぼ同じかやや高いぐらいだと感じました。

マカオと珠海の物価の比較

マカオ 物価 1パタカ14円で計算

ドリアン 100パタカ〜(1400円)
りんご  一個3.5パタカ(50円)
パイナップル一個18.8パタカ(263円)
りんご1パック4個入り 6.8パタカ〜(95円)
オレンジ 1パック4個入り 9.8パタカ(137円)
バナナ 一房4本 9.1パタカ(125円)
スイカ8分の一カット 23.7パタカ(330円)

テッシュペーパー 16.5パタカ〜(230円)
黒人歯磨き粉 19.9パタカ(280円)
オリオ 5パタカ(安売り)(70円)
オリコ 8.5パタカ(120円)
プリンクス 10.7パタカ(150円)
チョコパイ 9,2パタカ〜(130円)

カップラーメン 出前一丁 7.8パタカ(110円)
カップラーメン 6.3パタカ(88円)

お米10Kg 129パタカ(1800円)

水 500ml 2.0パタカ〜(28円)
牛乳 250ml 9.2パタカ(130円)
ビール 6.0パタカ(84円)
コーラ 6.5パタカ(90円)
ジュース 6.0パタカ(84円)
お茶 7.0パタカ(98円)

卵 ワンパック 16パタカ(224円)
アイス 4パタカ〜(56円)

チーズ 32.8パタカ(460円)
豆腐  6.6パタカ(92円)

中国・珠海 1人民元16円で計算

タバコ 20元(320円)
パン 3.5元〜(55円)

コーラ 2.5元(40円)
ジュース 2.5元(40円)
ビール 2.3元 (37円)
お茶 2.5元 (40円)
水 1元  (16元)

ホテトチップス 3.3元(53円)
山芋チップス? 3.0元(50円)
オリオ 6.5元  (105円)

メロン 500グラム 2.98元(50円)
バナナ 500グラム 1.98元(50円)
スイカ 500グラム 1.5元(24円)

トマト 500グラム 3元(50円)
きゅうり 500グラム 3元(50円)
なす  500グラム 3元(50円)
みかん 500グラム 4.5元(70円)

黒人歯磨き粉 8.8元〜(140円)

カップラーメン  3.0元〜(50円)
インスタントラーメン16個入り 12.5元(200円)

お米 500グラム 2.6元〜(42円)
お米 25Kg 125元 (2000円)

アイス 2.5元〜 (40円)

テッシュペーパー 26元(415円)

マカオと珠海の物価差ですが二倍ぐらいです。

特に生成食料品や果物は中国はもっと安いです。それこそ五分の一や十分の一ぐらいあります。ただし加工食品は二倍もない感じ。1.5倍ぐらい。中国もマカオも税金が安いからだと思いますがビールの値段がコーラなどのジュースと現地価格がほぼ同じでした。

珠海には謎の二元(32円)ショップチェーンがあり安かったです。旅に必要な日用品はここで購入してもいいと思います。

マカオは外食も意外に安かった

マカオに滞在している時は食費をどうするか悩みのタネでしたが、地元の人しか行かないようなところにとても安い自助飯店がありとても助かりました。

肉料理一品と野菜二品で20パタカ(280円)

地元の餐廳なども25パタカ(350円)ぐらいのところがあり一食ワンコイン(500円)がまだあります。

珠海に入れば一食10人民元(160円)の小吃があります。

マカオ・珠海は意外に食費が少なて済むのですが、長らく勧めていたマカオノマドですが、私は無理と判断しました。

マカオノマドが難しい理由

ネット環境が悪い

ネット環境の悪さと言えば中国ですが、実はマカオもとても悪いです。

・・・・・台湾とタイのネット環境が良すぎるので相対的に悪く感じてします。

私が一押しているタイのローミングSIMですが、このSIMが一番使い難いのがマカオなのです。正直、珠海や深センより使い難いです。

参考記事

ネットの入らないところが多く頻繁にネットが切れる。

マカオは観光立国でありながらツーリスト向けの長期プランがほぼありません。

1ヶ月使い放題のネットプランがマカオにはほぼないです。珠海近くのボーダーに唯一1ヶ月使い放題のようなプランの張り紙を発見しましたが確認はしていません。

1ヶ月298パタカ(4200円)

とにかく中国だけでなく、マカオもネットが使い難いのは致命的です。

マカオは絶望的にネットが使い難い!

もう安くて快適なネット環境をタイや台湾で体験しているとネット中毒の私のような人間はマカオダメですw

タイ、台湾とも1ヶ月使い放題プランで1500円〜2000円。一年契約で月あたり1000円以下があります。

コスパのいい安宿がない

マカオは他の地域のようなドミトリーがありません。

マカオと同様に土地の高い香港ですらドミトリーがあるのですがマカオにはなぜかドミトリーがありません。

(あってもいいと思うのですがなぜでしょうね?作る必要がないほどホテルは儲かっているのでしょうが・・)

唯一シングル120香港ドル(1700円)で泊まれる安宿を知っているのですが、ここはローミングSIMやネットが入らなくて不便。

中国に安宿はあるが・・・・

中国には安宿があるのですが・・・正直言って、コスパが良くありません。

中華圏に言えることなのかもしれませんが(台湾は別)安かろう悪かろうなところが多いです。安いところはもう独房部屋。

また外国人に貸してくれないところが多い。

地元人向けの安宿や招待所は外国人に貸してくれないところが多いです。(探せばありますが・・・)

ただ、そういうどーしもうもない安宿地域が結構興味がそそる地域だったりするんですよね。

ゆっくりできるカフェがほとんどない

マカオはカフェがほとんどありません。

地元向けのカフェやカフェチェーンはいくつかありますがとてもゆっくりできる雰囲気ではありません。忙しない。結局スターバックスかマックに行ってしまいます。

マカオは観光地ですが観光客のほとんどが中国人のために中国人観光客に特化した店が多いので面白くないですね。

どこへ行っても貴金属店・ブランド品店・薬屋・・・・

それでいて大型ショッピングセンターがほとんどない。

地元向けのショッピングセンターがほとんどない。カジノリゾート内のショッピングセンターがありますが値段が高いし長居もほとんど無理! カフェもスタバぐらいしかなくいつも混んでいます。おまけに高い。

地元向けの店があまりないような気がする

何度もマカオを訪れていますがカジノ観光客に特化していて地元の人が楽しめる娯楽施設が少ない気がしますね。マカオはアジアで一番数字的には豊かなところですがそこに住んでいる人は退屈だと思う。

特に今回はマカオからチェンマイに直接飛んだのでその気持ちが強かったです。

タイのあらゆる分野での居心地の良さはマカオは到底味わえません。

マカオからタイへ行くとよりそれを感じますね。

細かいストレスが溜まるのでマカオ・珠海は除外します。

こんな感じでネットが繋がらない宿も少ない、ゆっくりするところが少ないなどビンボー人には辛いですw
(お金があれば楽しいでしょうが)

個人的には土地の値段が上がりすぎて個人店が減りすぎてつまらない街になってますね。それでいて大型ショッピングセンターもないから暇つぶしのところもない。

香港・マカオは正直魅力のない街になっていると思います。

私は香港凄く好きだったのですが最近はあまり行きたいと思わなくなっています。

マカオノマドのメリット・デメリット

メリット

意外に食費が安い、中国へ歩いて行ける。

デメリット

ネット環境が絶望的

ドミトリーなどの安宿がない、中国にはあるがアジアの雰囲気のいい安宿を経験してしまうとレベルが低い

カフェなどがほぼない

これは偏見かもしれませんが、タイへ行くと大陸人の無愛想ぶりが余計に目立ちますね。

いやタイ最高です!

しかし・・・中国は面白い

個人的には深センや広州はまだ訪れたいと思う街です。

ちょっと昔の香港にような雰囲気がまだ残っているところがあるからです。

深センや広州も物価が高いように見えますが出稼ぎ労働者の多い街は物価も宿も安いところが多くまります。

多分今の中国の都市部は90年代の香港のような雰囲気があるんだと思います。

九龍城があった頃の香港を経験したかったです

中国・香港のオススメ本

都市部に住む中国人と出稼ぎ中国人の格差を描いた本。

個人的にはかなりオススメの本です。今の中国の都市部の生活が書かれていると思います。

この本の舞台は上海ですが深センなど中国の大都市部はどこもこんな感じなんだと思う。

中国が香港に返還された96年・97年頃の香港を描いたオススメ本です。

この本では下町に住む香港人と中国からやってきた中国人の生活、返還される香港が絵ががれていいます。

この頃の香港の街の人々の雰囲気が今の中国の都市部の人々の生活になんとなく似ている感じがします。

長期滞在する街としては外しますが、これからも訪れたい街ではあります。

それでは!

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