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【生活保護の盲点】中低所得者は保険会社の積立年金は不要。制度利用は国民年金(厚生年金)+確定拠出年金に絞って利用すべき。

[記事公開日]2017/08/10
[最終更新日]2018/05/21

【生活保護の盲点】中低所得者は保険会社の積立年金は不要。制度利用は国民年金(厚生年金)+確定拠出年金に絞って利用すべき。

ツイッターのツイートでこのような新聞の投稿がアップされていました。

 

生活に困窮した女性が生活保護を利用しようとしたら、条件として保険会社で積立をした資金を解約しなければならないと言われ困っている、との投稿です。

生活保護を利用するには今の制度では資産はほぼゼロ(10万円ぐらいまで?)でなければ利用は出来ません。

これでは高齢者が一度生活保護をもらうと生活のリカバリーが難しくなってしまいます。

しかし回避できる方法があることはほとんど知られていません。

今の日本の弱者救済制度は私は言われているほど他国より悪いとは思わないのですが、制度を知らないが故に損をしてしまう人がとても多いようです。

今回は身分の不安定な自営業や非正規社員などが知っておくべき制度利用を紹介します。

民間の積立型年金は不要!老後資産は確定拠出年金を中心にすべき。

今回の投稿の方のように、老後資金の為に保険会社の年金を積立ていたが、途中で生活に困窮してしまったので生活保護を利用したいが、民間の年金が資産と査定され解約しなければならないのは生活保護の盲点です。

これだけでも中低所得者は保険会社の年金積立は利用する必要はありませんね。

途中解約をしてしまったら、そこで積立年数によりますが、無条件で元本割れのはずです。

社会保障制度を利用する為に老後の為の積立が失われてしまう。

そんな民間年金は必要ありません。

これは中低所得者・収入が不安定なフリーランスはよく考えるべきです。

それでは生活保護で資産が失われないで老後の資金を積立る方法はないのでしょうか?

それがあるのです。

その方法とは確定拠出年金(iDeCo)を利用する方法です。

意外と知られていないiDeCoの制度

iDeCoというと掛け金の全額、社会保障控除・運用中の配当・売却益の非課税など運用面の利点ばかり強調されますが、運用資産は公的年金とほぼ同じように保護されていることはあまり知られていません。

つまり

  • 自己破産をしても確定拠出年金口座内の資産が失われることはありません
  • 生活保護の算定に確定拠出年金の資産は含まれません
  • 離婚時の年金分割の範疇に含まれません。
  • 借金の担保にすることも出来ません。

参考記事

この新聞の投稿者の女性は、仮に民間の保険会社に100万円積立ているのではなく、確定拠出年金で積立てていれば100万円は老後の資金として失わずに済んでいたことになります。

これからは無自覚に保険=誰でも加入しなくてはならない、このような考えは改め流べきです。

社会保障制度は最初に調べて、有利になるように資産運用をしていけばいいのです。

しかしこれらも知らなければ利用出来ません。

はっきり言いますが、保険会社の積立型保険は必要ありません。

手数料は高い、困った時に社会保障制度の足かせになる。

無駄な支出の代表格です。

海外困窮者は生活保護が通りやすい?

今回のシックスサマナでは海外困窮者となったサポールさんが生活保護の受け取りを記事にしています。

タイから帰国したがライターとしての仕事が数万円。

タイ人の奥さんに子供三人で月30万円(ライターとしての収入を除いて24万円)の生活保護を受け取っているとシックスサマナ内では書かれています。

本人もこんなに簡単に貰えていいのだろうか?と言っています(詳しくは雑誌を読んでください)

なまじ、下手に貯金などするより無一文で困窮日本人で帰国した方が簡単に生活保護の申請が通るのかもしれません。

無一文+確定拠出年金

このように確定拠出年金は制度としても資産が強く保護されている制度です。

不安定な身分な方や海外セミリタイアなどを実践している人は加入するのも悪くないと思います。

60際まで引き出せないなどデメリットもありますが、それこそ困窮したら社会保障制度を利用すればいいのです。

この辺は制度を利用するしたたかさを見につけましょう!

民間の保険会社の年金運用は不要!やるなら確定拠出年金から!

これは、これからの鉄板だと思います。

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ちなみにブログ主は

つみたてNISAは

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