2024/09/14
ゲストハウスなどは数年前まで日本ではあまりありませんでした。
それがいつの間にか都市部では当たり前のようにあります。
そんなゲストハウスですが、イメージでは物価の安い田舎より都市の方が高いだろうと考えてしまいますが、実は
都会の方がずっと安くてお得なんです!
今回はゲストハウスの賢い泊まり方を紹介したいと思います。
世界中で増えたゲストハウス
今はゲストハウスと言えば世界中にあります。
数年前までは安宿で何となく不潔で汚らしいイメージがありましたが、ホテル予約サイトなどの普及で値段が安くても施設設備やサービスの悪い宿はドンドン淘汰されていき、残っているところはどこに泊まってもそれなりに満足するところばかりです。
このゲストハウスですが、実は都市部の方がずっと安いのです。
海外セミリタイアのポイントではその国の首都は外して地方都市に住むべしが私の自論なのですが、ゲストハウスに関してはその国の首都をはじめ大都市部の方が安いことが多いのです。
多分、ゲストハウスが乱立して価格競争が激しいのだと思います。
物価高の東京だと思われますがゲストハウスはびっくりするぐらい安いところが多いです。
日本のゲストハウス
日本の三大都市、東京・名古屋・大阪を比べてみます。
アゴダで東京のホテルを検索すると一番安いゲストハウスはサービス料・税込で1,623円〜あります。
同様に大阪は驚きの1,027円〜からあります。
しかし名古屋は最安値は2,500円〜と大阪なら二泊できる料金です。
なぜこのような価格差があるのかと言うとホテル数が圧倒的に違うからです。
アゴダでは東京は7638件、大阪6855件のホテル数が出てきますが名古屋はたったの323件のホテルしか検索数に出てきません。
大阪なら安いゲストハウスに1ヶ月泊まれば4万円以下、東京でも6万円以下で済みます。
東京・大阪なら中途半端な賃貸を借りるくらいなら安宿に滞在するのも十分ありだと思いますね。
同様のことが他のアジアでも起きています。
台湾のゲストハウス
同様にサービス料・税込で最安値がそれぞれ
台北 851円〜
台中 1,052円〜
高雄 1,103円〜
となっていて台湾の中で飛び抜けて物価の高い台北が一番ゲストハウスが安くなっています。
アゴダで検索して出てくるホテル数は
台北 1766件
台中 1121件
高雄 721件
となっていて日本ほど大きな差にはなっていません。そのため値段もほぼ横並びになっています。
もし台湾で1ヶ月ほどのショートで滞在をする予定なら台北が一番住居費が安くなると思います。
台北なら時期によりますが安く泊まれれば1ヶ月3万円以下も可能です。
中国・広東州のゲストハウス
中国も大都会の深セン市はホテルの値段が高くて地方都市の珠海の方がやや安いと思っていましたが実際は全く違っていました。
深セン 416円〜
広州 382円〜
珠海 971円〜
深センは500円〜1000円の間に沢山のゲストハウスがあります。また地下鉄から近くて便利です。
反対に珠海は一番安いところで1000円をやや下回る価格で交通機関がバスしかないので市内中心から少し離れると移動にとても不便です。珠海市内中心で1000円以下は実際見つけることができませんでした。
検索で出てくるホテル数
深セン 4652件
広州 5866件
珠海 1072件
タイのゲストハウス
タイはバンコク一極集中型の国なのですがやはりバンコクも意外に安いのです。
チェンマイ 299円〜
バンコク 332円〜
チェンマイ 423円〜
安くてクオリティーの高い宿はチェンマイが圧倒的に多いと思います。しかしバンコクも500円前後で泊まることができるドミトリーは結構あります。反対にあまりないのがパタヤです。パタヤはドミトリー流行らないのかな。
シングルルームで500B前後から物凄く沢山ありますから利用客が少ないのかもしれません。
まとめ 大都市部が安いことを知っておこう!
このように都市部のゲストハウスの値段がとても安くなっています。
東京ですら一泊2,000円以下で泊まれることができます。
大阪・台北なら1,000円前後、タイなら500円前後です。
個人的にアジアのドミトリーに泊まって言えることは中国と香港を除けば特に問題もなく快適に過ごすことができました。
香港は部屋が狭すぎて圧迫感が半端なくとても気が休めることができないことが多い。中国は安いところは本当に古くて汚い宿が多いです。ハズレが多いので注意。
その他の国でも上記の値段を参考にして選べはそれほどハズレもないと思います。
ドミドリーで1ヶ月ほど住んでみてその町が気に入ればそのまま長期滞在をするなど安宿を上手く利用すれば良いと思います。
それでは!