2021/11/05

常にインデックス投信の最安値商品に手数料を合わせていくと表明している「eMaxis Slim」シリーズですが、早くも手数料の値下げ発表をしました。
三菱UFJ国際投信が「eMAXIS Slim」シリーズ5ファンドの信託報酬率を引き下げ
Contents
「eMaxis Slim」シリーズの本気度が伝わる値下げ攻勢
eMaixsシリーズがありながら、それらの商品の手数料を値下げせず、新しい低コスト投信「eMaxis Slim」シリーズを出してきたことに批判の声もありましたが、その批判を打ち消すかのように素早く手数料の値下げを行なっています。
2017 年 11 月 10 日より手数料を引き下げ
商品名 | 旧信託報酬 (税別) | 新信託報酬 (税別) |
国内株式インデックス | 0.170% | 0.159% |
先進国株式インデックス | 0.190% | 0.189% |
新興国株式インデックス | 0.340% | 0.19% |
国内債券インデックス | 0.140% | 0.139% |
バランス (8資産均等型) | 0.220% | 0.210% |
業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』 信託報酬率の引き下げを実施(プレスリリースより)
ニッセイインデックスシリーズと同水準まで値下げしてきました。
今後の最大の注目点は
プレスリリース先には
引き下 げは10月6日時点における他社類似ファンドの情報を元に決定されたものです。今後も引き続き、他社類似 ファンドの運用コスト (注)に注意を払い、業界最低水準※の運用コストをめざします。
このように書かれています。
つまり「楽天・新興国株式インデックス・ファンド 信託報酬0.25%(税別)」はこの時点では対象になっていなく、次に手数料値下げを行う可能性がある
ただし、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの対象連動指数はMSCIエマージングマーケットインデックスで楽天・新興国株式インデックス・ファンドはFTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス指数と連動指数が違うため違う商品として手数料の値下げ対象にしない可能性もあります。
しかしプレス先には類似ファンドの運用コストに注意を払い・・・と書かれているので再値下げの可能性は高いと考えています。
0.339%→0.25%と下がれが新興国インデックスファンドの中では圧倒的な低コスト商品の誕生です。
連動指数の株式に直接投資をするので楽天のような配当の三重課税問題もありません。
これは楽しみですね。
「iDeCo」と「つみたてNISA」の運用先は「eMaxis Slim」シリーズ
特に「iDeCo」はマネックス証券を運用金融機関に選んで「eMaxis Slim」に投資をするのがいいですね。
私は次の運用金融機関はマネックス証券で検討しています。
オススメは次の2つ
- eMaxis Slim先進国株インデックス
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
「つみたてNISA」はまだ迷っているのですが・・・(楽天・バンバードシリーズに(VEA)に投資をする商品が出たら楽天を検討しています)
もし新興国株インデックスが楽天新興国株と同等の0.25%まで手数料を下げてきたら、「iDeCo」「つみたてNISA」両方とも「eMaxis Slim」シリーズに投資をするつもりです。
今後も低コスト商品が出てきても手数料値下げをしていくと思うので。
今月はeMaxis Slim新興国株インデックスの再値下げが楽しみですね。
「iDeCo」と「つみたてNISA」の運用先にオススメの証券会社
つみたてNISAはこの2つ
iDeCoはこの3つ
一年間様子を見てきましたが、私はマネックス証券に移行しようと考えています。
来年の始めに移行先を最終決定します。