
人口減少と過疎化・高齢化が進み我がジャパン。
郊外や地方の住宅価格が暴落を続け、遂に家を購入するとお金を払うどころはお金をくれる物件も登場して話題になっています。
すごい、秋田に-50万円の一軒家があるぞい(登記にかかる費用は別途) https://t.co/AEBSz0WOMv
— なかめ・ぐろ (@nakameP) 2017年8月16日
家をタダであげるどころかお金ももらえるとはどういうことでしょうか?
このような物件の利用価値についてブログで記事にしました。
タダでくれるどころかお金もくれる物件とは
家いちばというサイトで紹介されています。
このサイト自体が不動産会社に乗らないような物件が多数掲載されていて面白いです。
この家主はできるだけ早く家の処分をしたいためこのような破格の提案をしているようですが、今後、日本全国にこのような物件が凄まじく増えていくことでしょう。
朝日新聞より 夢の別荘地、10万円投げ売り 「もはや財産ではない」
マンションなどでは管理がかかりその費用を入れると実質マイナスの物件ももはや普通のことのようです。
ただし、この物件は一戸建てです。
マンションほど管理費はかからないと思うのですが、なぜ急いで物件をお金を払ってまで処分する必要があるのでしょうか。固定資産税などの支払いがあるからか、この土地との関わりを早く切りたいのか、何か理由がありそうです。
純粋に使わないコストのかかる物件を早く処分したいだけかもしれませんが・・・
この問題にいち早く切り込んだ作家に橘玲さんがいます。もう十年以上前に本で紹介された時はマンションが100万円で買えることに驚いた記憶があります。
最初に書かれた本は「得する生活」だったと思います。
リゾートという誘惑(1)タダでリゾートマンションを買う方法より
15年ほど前は、100万円でマンションが買えると紹介された時は衝撃を覚えたものです。
それが、現在はリゾートマンションはタダどころか田舎の戸建ての中には片付け料と称してお金をもらえる時代になりました。
本格的な少子高齢化はこれからです。
その時はどうなっているのでしょうか?
未来の日本の土地問題の片鱗が早くも報道されています。
所有者不明土地のより詳しい話は吉原祥子氏『 人口減少時代の土地問題』 https://t.co/7w8Gq0ut93 「中国人が北海道の森林を爆買いしている」という騒ぎがあって実態調査をしてみたら、持ち主のわからない土地が九州の面積を超えていた、という真夏の怪談のような話です。
— 橘 玲 (@ak_tch) 2017年8月14日
この本読みたいのですが・・・Kindleで発売していない残念。
今現在で所在不明の土地が九州の面積を超え、私有地の20%に達しているという驚きの結果が出ています。
多分、良質な物件が郊外や田舎に激増していくでしょう。
(当然、不便で値段相応の場所だが)
海外セミリタイヤとしての利点
海外セミリタイアシストとして最大の問題は住民票をどうするのか?がありますが。
このような格安・・タダ同然の一戸建てを購入して住民票をそこに移してしまう方法があります。
マンションなどは管理費がかかりますが、一戸建てならボロボロでも管理費は最低限に抑えられる可能性があります。
これなら固定資産税だけで管理ができますね。
まぁ、将来的には収入や資産・住居問題が厳密になっている可能性はありますが。
一つ言えることは
田舎や地方で新しい家など無理して建てることなどない
それこそ低コストで生活できる人は地方に拠点を移して、地元民とは全く関わらないでネット民とだけ関わる、そんな某高知ブロガーのような生き方が意外に簡単にできるかもしれません。
あっそう考えると某高知ブロガーは時代の最先端を走っていることになりますね(笑)
このような格安物件をタダで購入して(タダを購入するという言い方は変だが)日本全国次々と格安物件を手に入れてジプシー生活をするような人間も出てきそう。
売れない物件を複数持っていて生活が困窮した時は生活保護は貰えるのだろうか?
そもそも所有者不明の土地に勝手に住み着いたら法的にはどうなるのだろうか?
日本で家など購入するのは事業家や富裕層ぐらいで庶民は無理して購入する必要はありませんね。
どうしても欲しいならREITを購入すればいいことです。
2017年8月現在、REITの平均利回りは4%あります。
これからは家はタダで手に入れて、ローコストで生活してあまり働かないのが地方生活の生き方になるでしょうね。
これなら田舎も少しは魅力がアップします。
さぁ、家をタダで手に入れて行きましょう。
そして拠点は海外で!