
海外現地採用ネタや外こもりネタは定期的にネガティブな記事が上がり話題になります。
「月給9万円」タイのコールセンターで働く30代日本人女性の憂鬱https://t.co/4ZpfhQ4BGR
多くの人は海外移住だけで劇的な変化は望めない。ただ、劇的に変化して、海外生活を楽しんでいる人もいる。日本を捨てたり、選択肢を狭めていくから不幸になるんやと思うけど。— 付利意雷布亜💭1代目 (@freelifer1) 2017年9月27日
タイは現在、ビザの適用が厳しくなり、ビザなしでは陸路では年二回まで空路も年四回を超える、または年間90日を超えるとビザがなければ入国できないとも言われています。(空路からの入国には規制なしとの情報もあります。)
今回、タイ旅行をした際、バンコクでのコールセンターの話も聞いたのですが、海外セミリタイアをしている人にとって利用できる可能性があるので記事にしたいと思います。
タイのコールセンター業務とは
タイのコールセンター業務はタイの投資委員会通称BOI(The Board of Investment of Thailand)niに指定され各種制度・税制的に優遇されている業界になります。
通常、外国人がタイで働くためにはタイ人の雇用を奪わないように最低賃金や職業などが厳しく指定されています。
タイでは外国人の最低賃金は月収5万バーツとされています。
しかし、このコールセンター業務はこの適応の除外を受けていて年収の制限がありません。
だからこそ記事にもあるように月収3万バーツ(およそ10万円)と安い賃金で日本人を雇うことができます。 1バーツ3.3円で計算。
日本のコールセンター業務なので普通のタイ人の雇用を奪わないということですね。これは台湾にもあり、台湾では外国人の月収は5万元と最低賃金が規制されていますが、日本語学校の先生は適応外になっています。
このため記事にあるように海外低賃金労働としてネガティブに語られることが多いのです。
労働ビザの取得が簡単?
しかし、このコールセンター業務はもう一つ語られない利点があり、通常の労働ビザとは別案件になり取得が凄く簡単とのことです。
基本的にコールセンターで働いていればビザが降りてタイに滞在できるとこのとです。
しかもフルタイムで働かなくてもビザは取れるとのこと。
実際にコールセンターで働いていた人は週に二・三回働いている人もいたとのこと。
年齢も40代・50代が普通に働いていた。
コールセンターの給与がどのようになっているかわかりませんが、一日8時間・20日働いて3万バーツの給料なら、月10日働いて15,000バーツの給料も可能になります。
10日間働いてあとはパタヤでのんびり過ごすなんてことも可能?
どのくらい働ければビザが降りるのかは分からないが、パートの人はいたとのことです。
これはセミリタイア組にとってはかなり魅力的な制度ではないでしょうか?
月10日タイのコールセンターで働く。
それ以外はパタヤで過ごす、なんて生活も可能。
収入の多角化を目指し、ブログなどのネット収入や現地で小商いを始めるのもいいですね。
批判的な海外コールセンターですが、労働ビザが簡単に降りる利点を生かしタイを拠点に生活できる。
どんな制度も利用され搾取されるかしたたかに立ち回るかは自分次第ではないでしょうか?
実際にコールセンター業務がアルバイトでも労働ビザが降りるならその利点を利用して生きていけばいいと思います。
ネガティブに語られることの多い、海外現地採用や派遣労働ですが、実は美味しい案件が多いのも事実だと思います。
うまく立ち回りより需実した人生を歩むべきですね。