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【安全資産】個人型変動10年国債の金利が最低金利保証越え、今だからこそ無リスク資産の重要性を認識しよう。

[記事公開日]2017/02/03
[最終更新日]2018/04/09

【安全資産】個人型変動10年国債の金利が最低金利保証越え、今だからこそ無リスク資産の重要性を認識しよう。

銀行の普通金利・定期貯金の金利は長らくほぼゼロ、トランプラリーち円安で米国株が好調、そしてソーシャルレンティングなどオルタナティヴな金融商品が派手に紹介されるようになってきました。

勿論、私は株式投資は大賛成です。

しかし、相場の好調な今こそもう一度、安全資産の重要性を認識しておきたいところです。

今回は安全資産としての個人向け変動10年国債と普通貯金の話です。

個人型変動10年国債が保証金利越え・・ただし0.06%

個人向け変動10年国債の基準金利となる10年物国債の金利が0.09%

変動10年国債の金利は基準金利の0.66倍となるため、今回は0.06%となりました。

変動金利のイメージ図

金利は10年国債の0.66倍ですが、しばらくの間、10年物国債の金利がマイナスのため、最低基準価格0.05%の金利が適応されていました。

最新の10年物日本国債の金利はおよそ0.11%です。

個人向け変動10年国債の大きな特徴

普通の国債は金利上昇局面では債券価格が下落して、その結果として表面利回りが上昇するため、インフレ局面では債券投資は不利になってしまうことが多いです。

しかし、この個人型変動10年国債は10年物国債の金利の0,66倍と少し低い代わりに元本割れがないという特徴があります。

つまりインフレ局面にそれなりに強い。

マイナス金利・・つまり債券価格が大幅に上昇したため、大幅なリターンを上げていた、日本国債インデックスファンドはここ半年ほどリターンがマイナスとなっています。

参考サイト ニッセイ日本国債インデックスファンドより

つまり

インフレ局面では元本割れのない個人型変動10年国債がとても有利な商品となることです。

金利は半年後とに見直すため、金利上昇局面では特に有利です。

反対に通常の債権は金利上昇局面では元本割れになるため不利。

しかし、今後の日本が金利が上昇するのか、低金利が続くのか金利予想はできませんから両方積み立ててるのも正し投資だと思います。

私は個人的に日本がもし財政問題などでインフレが起こってもこの国債である程度カバーできると思っている。

ただしこの個人向け国債は購入から一年間は売却出来ません。

現在のような金利水準(金利が上がったと言っても0.06%)100万円に対して金利600円。

これならいつでも引き出せる銀行の普通貯金でもいいと思います。

相場の不調は突然やってきます。

過去の経験(自分を含めて)を見ると安全資産をある程度持っている個人投資家が市場の暴落を生き残って投資を続けてる気がします。

私は現在4割ほどを現金(銀行の普通貯金)で所有しています。

あってよかった安全資産。

長期で運用する時はある程度、安全資産を持っているべきだと思います。

日本国債は無リスク資産のリターンの目安です

ここまで安全資産の役割として国債の話をしましたが、国債にはもう一つ重要な指数としての働きがあります。

それは

最も低リスクで高リターンを上げる商品であるということ

簡単に言えば、元本割の最も低い商品として10年物日本国債を見ると

そのリターンはたったの0.11%

元本割れのない個人向け変動10年国債のリターンは0.05%となります。

つまり

これを上回るリターンが円建てで欲しければ元本保証はないということです。

これはとても大切なことなので投資をするときは必ず頭に入れておきましょう。

元本保証でたった数%のリターンですら常識的にありえないということです。

つまり10年物国債のリターンを上回る投資利益が欲しければリスク(元本毀損)は当たり前なのが投資の世界なのだと。

これはあらゆる金融商品に言えることなので、忘れないように。

美味しい話など簡単にないのです。

最近はリスクを無視した金融商品を紹介する記事が増えてきたので改めて安全資産の大切さと安全資産としての個人向け変動10年国債のことを記事にしてみました。

調子の良い時こそ、リスクを取り過ぎていないか?無駄な消費をしていないか?見直すべきだと思います。

これは私自身も含めてで。

リスク資産はiDeCoやNISAなどの非課税口座で安全資産は特定口座で個人向け変動10年国債、銀行の普通貯金などで運用、分散投資として日本国債インデックス投資も加えてもいいと思います。

(個人向け国債はNISA口座で購入できません。)

安全資産

  • 銀行の普通貯金
  • 個人向け10年変動国債
  • 日本債券インデックス投信

証券会社のキャッシュバックキャンペーンを利用するのもいいが

証券会社のキャッシュバックキャンペーンを利用するのもいいですが、口座を複数に分けると管理も面倒です。

個人的にはやはり大手2社のネット証券である楽天とSBIでいいと思います。

銀行も同じ2社からで十分だと思います。

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