
国民健康保険が市町村によって大きな差があることはほとんど知られていないことをブログで何度か紹介したことがある。
参考記事
月20万ほどの収入で健康保険の安い地域と高い地域では月2万円ほどある。
同様に、正社員適応される健康保険組合の保険料も実は大きな差があることは知らてていないことだ。
今回はその盲点を突いた派遣会社選ぶを紹介した。
この記事は@snufkin390さんのブログを参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
「30代派遣でもインデックス投資でアーリーリタイアを目指してみる」より
実は健康保険は組合によって保険料が大きく違う!
大企業に就職した正社員と違って、私のようなしがない零細企業の正社員しかなったことがない人間は大体、健康保険組合というと、中小企業のための保険組合「協会けんぽの保険料」ぐらいしか関わったことがありませんでした。
しかし、派遣会社に派遣登録をする場合、派遣会社独自の保険組合や業界の保険組合の場合があり、その場合、保険料が協会けんぽより安くなることがあります。
なぜ保険料に差が付くのか?
本来、保険などは母体が大きい方が安定するはずですから、保険組合は日本一律に一つあれば良いと思うのですが、そこは大人の事情で(笑)いろいろと沢山の保険組合がタケノコのように沢山あります。
保険料は支払った人のお金から必要な人へ支払うのですから、保険の支払いが多いところは当然ですが保険料が高くなる傾向があります。
派遣組合などは、派遣に従事している人が若い人・女性が多いため、保険の支払いが少なくて済むのだと思います。
また大企業などは企業に余裕があるので福利厚生として保険料が安かったり、被保険者の医療費支払いに上限(月2万円ほど)と充実していたりします。
反対に平均年齢の高い保険組合は保険料が高かったりします・・・一次産業や建設組合などです。
簡単に言ってしまうと若い人の多い業界の保険料は安いってことです。
組合名 | 標準報酬月額20万円の場合 |
協会けんぽの保険料 | 月9,960円 |
はけんけんぽの保険料 | 月9,240円 |
情報サービス産業健保(TJK)の保険料 | 月8,900円 |
リクルート健保の保険料 | 月6,700円 |
リクルートは安いだけでなく、医療費の支払いの自己負担も上限が月2万円となっていますから恵まれています。
結構差がありますね。これに年金支払いを追加した厚生年金だと大体これの2倍ぐらいにすればいいと思う。
参考リンク
今年、10月の法改正により派遣やパートの厚生年金加入のパードルが下がっていたり、派遣でフルタイムで働く人が増えていますから、同じ派遣元に行くなら保険料の安い派遣会社に登録して働くのもありかもしれませんね。
まぁ、そこまで調べる人もいないと思うが、派遣で働くば場合、派遣会社が大きい方が保険料が安く、福利厚生が充実している可能性があるので少し参考にするのもいいかと思います。
派遣登録は大きな会社からがいい!
リクルートの派遣だから本体の派遣組合に入れるとは思わないが、派遣組合自体は少し保険料が安いのでお得ですね。
今後、この辺の差も大きくなってくると思うので知っていて損のない知識だと思う。
それでは!