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FIRE niniの定義とセミリタイアのメリット・デメリット

[記事公開日]2020/07/12
[最終更新日]2020/09/10

FIRE niniの定義とセミリタイアのメリット・デメリット

現在FIREという生き方が一部に注目されていますが、私はそのミニ版の底辺セミリタイア、FIREミニを提唱・実践しています。

セミリタイア第二幕は徹底的にFIRE miniを押して行こうと考えています。

FIREミニのメリット・デメリット、目指すは完全リタイアかセミリタイアかについてブログに書いてみました。

それではどうぞ

FIRE miniの概要

元々FIREとはアメリカから出てきた言葉で

Financial
Independence
Retire
Early

の頭文字をとって出てきました。日本語でいうなら経済的に自立した早期リタイア生活と言ったところでしょうか。

要するに早期完全リタイアですね。

仕事が嫌いな人にとってメリットに感じるリタイア生活ですが、最大のデメリットが一つあります。

それはリタイアの資金が多く必要

リタイアの生活費がいくらかかるかは人によって違いますが、収入が全くなしで生活をするのですから、それなりの資産が必要となります。

米国版FIREの本では大体年間生活費が4万ドル〜5万ドル、資産は100万ドル〜200万ドル必要と書かれています。

これではほとんどの人がため息混じりに諦めてしまう額ですよね。

そこで出て来たのが、セミリタイア後も生活の一部を収入で補う、セミリタイアという生き方です。

特に生活コストを下げて生活費の一部を収入で補うと米国版FIREよりずっと少ない資金で済みます。

完全リタイアかセミリタイアか

ここで注意なのですが、セミリタイアが良いのか完全リタイアが良いのかは人によって違います。

どちらが自分にあっているのかはリタイア前に数ヶ月一度経験してみるのがいいと思います。

完全セミリタイアを目指してリタイアしたけど、時々働いている、自営業まがいのことをしていたら収入が意外に増えてしまった。

意外とそんな人が多いです。

またセミリタイアしたけど自分にあっていない、暇すぎて耐えられない・・・そんな人も時々いるようです。

これは良い悪いではなく人それぞれなので実際やってみるしかありません。

もし完全リタイアを目指して資産を貯めたけど実際は時々仕事をするなどして収入があるなら、実際はもっと早くセミリタイアができたことになります。

5000万円が必要と思ったけど、実際は半分ぐらいで十分だったかも。

それならもっと早くセミリタイアを実践していれば良かったということになりませんか?

そこで仕事嫌いな人やリタイアを目指している人にオススメなのが

そう

FIRE miniなのです。

FIRE miniの定義

ここで曖昧だったFIREミニの定義ですが私自身の縛りも含めて一つの定義をしてみたいと思います。

FIRE miniとは

資産2000万円ほど

収入100万円以下

生活費は月10万円前後

セミリタイアをしてフルタイムで仕事をしていたら何のためのセミリタイアかわかりません。

そのため年間の収入は100万円以下としました。

これは非課税世帯の収入の上限と設定しています。(地域により多少差があるので注意してください)

100万円の収入は労働に限りません。あなたの自由な稼ぎ方で稼いでください。

個人的にはリスク分散のため複数の小さな収入源があると良いと思います。

労働嫌いでもいけるか?

ここで仕事が嫌でたまらない人がセミリタイア後に仕事ができるのかですが、これも残念ながら人によります、ただ私は予想以上に大丈夫でした。

これはたまにしか仕事をしないので自分自身の仕事の許容量があるのだと思います。

ブラック企業で我慢して働くのではなくできる範囲で無理なく働くので余裕があるのだと思います。

しかしこの仕事の許容量も人によって違うと思うので自分でやってみないとわからないと思います。

生活費は月10万円前後(年間120万円)

生活費は月10万円前後にしました。

もっと下げることが可能なら収入も少なく資産も少なくても良いと思います。

これも実践で試しながら徐々に減らすなどをしていけば良いと思います。

セミリタイアの知恵や節約の知恵などは実践することによって身についていくと思います。

資産は2000万円

資産は2000万円としました。これは単純に私の資産が2000万円だからです。

実際はもっと少なくてもできる(1500万円や1000万円)と思うのですが、私が2000万円あって「1000万円でも可能です」と言い切るのはちょっと無責任だと思うので2000万円と設定しました。

収入均衡型セミリタイなら1000万円でもいける

ここで一つの例として1000万円セミリタイアプランを出します。

元々節約家でセミリタイアをしても年間100万円ぐらいで生活できています。セミリタイ後も時々バイトをしてその収入が100万円、つまり収支が均衡しています。

1000万円は積立NISAなどを利用してインデックス投資で運用、20年の長期リターンが3%なら20年後には1800万円となります。老後はその資産などの取り崩しと少しの年金で生活。

こんな感じですね。

セミリタイア後の収支を均衡させることができればより少ない資産でFIREminiが可能となります。

FIRE miniのメリット・デメリット

最大のメリットは早く実践できることです。

資産を貯める量がセミリタイアより少なく済むのですから当然早くセミリタイアに入ることができる。

底辺労働者でも可能

もう一つ最大のメリットはパートや非正規労働者などの底辺労働者でも十分いけるライフスタイルです。

非正規社員の目標は正社員ではなくFIREミニでと言えるぐらい射程圏内だと思います。

非課税世帯の美味しいところを存分にいただきましょう。

デメリットとは

最大のデメリットは収入を得ることを続けなくてはならないことです。

この最大のデメリットが克服できるかが成功のキーとなります。

セミリタイアをして気づくのですが、生活は意外と何とかなるモノです。

そもそもセミリタイアを目指す人は節約家が多いんでリタイア後に支出が急激に増えることもあまりない。

一年目などはテンションが上がり支出が増えることもあるでしょうが(私がそうでした)セミリタイア生活も日常になれば自然と減っていきます。

そうなると必要資産が予想より少なくて済むと思う人も多いと思います。

今にして思うと1000万円ぐらい貯まったらセミリタイアしても良かったかなと思っています。

もっと早くこんなまったりした生活をしたかったです。

まとめ 

FIRE miniの定義

  • 資産 2000万円
  • 収入 年間100万円以下
  • 支出 年間120万円以下

となります。

もちろん生活費を月5万円まで落とせる人は収入はもっと少なくて済むと思います。

個人的には底辺の人が十分射程圏内に目指せるライフスタイルになればと思います。

私個人は

この生活が長く続けることが定義の証明になると思いますので、この先5年・10年とセミリタイアを続けていければと思います。

私の場合は日本ではなく海外FIRE miniとなりますので海外セミリタイア編もお楽しみください。

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