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国民一人10万円の給付金はみんな大好きベーシックインカムの始まりかもよ。

[記事公開日]2020/04/24
[最終更新日]2020/04/26

国民一人10万円の給付金はみんな大好きベーシックインカムの始まりかもよ。

最初はゴタゴタありましたが、日本政府は5月から国民に一律10万円を配る不況対策を始めます。

今は10万円を配られることだけに注目されているけど、実は今後の日本に取って結構大きいなインパクトを与えるのではないかと考えています。

なぜか?

それはこれだけの巨額のお金を国民に一律に配るという前例を作ったことです。

一律にお金を配る?

そうです、一部ネット民が待ち望んでいたベーシックインカム!

コロナ不況対策とは言え、ベーシックインカムのような不況対策を行ったのです。

それが今後どういう影響を与えるのか?

ブログに書いていきたいと思います。

それではどうぞ

一律10万円という巨額な給付金

国民一人10万円✖️1億2500万人=12兆5000億円と、とてつもなく巨額なお金となります。

最初は所得大幅減の世帯に30万円を配る予定でした。政府は1400万世帯の予定。

30万円✖️1400万世帯=4兆2000億円

3倍近く増える予定です。

巨額な現金のばら撒き

今までの不況というと公共投資や設備投資の減税など企業活動向けの政策がほとんどでした。

しかし今回初めて個人にお金を配るという不況政策を実施します。

今までも数万円の商品券などを配ることはありましたが、国民一律10万円を配るような政策は多分初めてだと思います。

インパクト大な10万円

私のような独身なら一人10万円ですが、4人家族なら40万円・・・もしおじいちゃん・おばあちゃんと暮らすちょっと大きな家族なら70万円・80万円・・・子沢山なら100万円ほど配られる家庭もあると思います。

予想以上にインパクト大きいですね。

大家族の方は

「本当にこんなに配られるの?」

って疑っている人をいるんじゃないかと思います。

ちなみに台湾にいる台湾人小姐から

「日本は全員に一律10万円配られるらしいけど、台湾はタクシーの運ちゃんみたいなクソ連中にお金を配るけど、私みたいに普通に働いている人には配られない・・早く日本人になりたい!」

と言われました(笑)

日本いいね!w

年金生活者・セミリタイア焼け太り

そもそも労働収入のない年金生活者や投資家・セミリタイア中の人は10万円増えるだけですから焼け太りですね。

所得の減る労働者より高齢者などは儲けものです。

ベーシックインカムの始まりかもよ

実はあまり語られていないのですが、これはベーシックインカムの始まりかもしれないということです。

今回不況で国民一律にお金を配るという政策を始めました。

ここで疑問です。

果たして今回一回だけで終わるのでしょうか?

今回は5月に一回配ります。

しかし、このまま外出規制が6月も続いたらどうなるのでしょうか?

そして、今後不況が訪れた時に一律給付金が行われないという理由があるのでしょうか?

国民は一律給付金という甘い蜜を知ってしまいました。

はい!

今後日本で不況に入った時に個人にお金が直接配られる可能性がとても高くなった。

その前例が作られたということです。

今回の不況対策と前回のリーマンショックの不況対策の大きな違いがここです。

前回は派遣切りなどで仕事が無くなった時に収入と寮などの住まいを同時に失うことがありましたが、今回は現金を配られることによってかなりの余裕ができると思います。

現金給付によって今回は派遣村やデモなどが行われない可能性が高いと思います。

国民も思うでしょうね・・・

「現金配られるのって悪くないじゃん」

底辺は無理に働く必要はないかも

これはキムさんのブログでも書かれていますが、今回みんな底辺に優しい(笑)

家賃など払わなくていいという風潮もあり大家の中にはいち早く一部免除や家賃の支払い延期などを行うところも出ています。(踏み倒されて居直られては大変ですからね)

世の中底辺や弱者に妙に優しいw

自己責任論は今回あまり聞かれません。

今後不況が起こる度に現金が配られる政策が行われるとなると・・・

そんなに働く必要ってないんじゃないって考える人が増える気がします。

つまり

セミリタイア黄金時代の始まりです。

バイトや派遣で働いても不況で仕事がなくなれば給付金が配られる。

ブラックな労働で寿命を縮めるような働き方をするぐらいならちょっと働いて低コストで生活する。

そしてお金はあまりないけど余った時間を楽しむようになる。

時代はセミリタイア社会に突入しました!

セミリタイア2.0時代です。

時代がやっと私のブログに追いついてきましてね。

・・・・

このようなばら撒きを続けていけばいずれ増税やインフレ税が起こる可能性があります。

セミリタイアをしつつ美味しい部分を受け取り、将来の負の部分にもしっかり備える、それがセミリタイア2.0な生き方になると思います。

さぁ!ベーシックインカムの始まりです。

コメント

  • 「10万円」という数字が今後ポイントになりそうな感じですね。
    10万×12月=120万円。
    年金なんかも大雑把に見積って、この数字を意識する時代が来たりして。

    by 匿名 €2020年4月25日 08:41

    • 今後不景気になれば直接現金を配る可能性がある重要な政策な気がします。

      毎月だと流石に負担が大きいですが、10年に一度数ヶ月なら十分にあり得ると思います。

      コメントありがとうございます。

      by cub €2020年4月25日 10:33

  • 一度配ってしまえば二度目三度目のハードルが低くなりますし、キツくなった時「一律給付カムバック」みたいな人達も現れて、政府としても前はやって今はやらないみたいなことはやりずらくなり、ベーシックインカム実施に一歩近づくワケですね。
     コロナと言うハプニングがあるから保障が出来たなんて皮肉な気もしますが、、、、、、
     間違ってたら悪いですが

     国民一人十万円✖1億2500万円
         ではなく
     国民一人十万円✖1億2500万人
    ではないでしょうか?
    面白い記事をありがとうごさいました。

     

    by 匿名 €2020年4月26日 11:38

    • そんな感じですね。

      日本は前例主義的なことがあるので、一度行うとハードルが一気に下がって、インフレが起こるまでダラダラやり続けそうな気がします。

      私は常に現金を配るベーシックインカムより不況時だけ配るタイプになるのではと思っています。

      >>国民一人十万円✖1億2500万円
           ではなく
       国民一人十万円✖1億2500万人コメントありがとうございます。

      あ!訂正します。

      by cub €2020年4月26日 12:38

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