
2/24日に久しぶりに米国市場が急落しました。
株式市場が下落するなら金・長期債券の価格は上昇、レイダリオが提唱する、株・長期債券・金に分散投資をするオールシーズンポートフォリオは優位性を発揮しています。
それではどうぞ
株下落・金・長期債券上昇
ダウが1000ドル以上の下落の中、長期債券・金は上昇しています。
2/24日の価格
ティッカー | 商品名 | 下落率 |
---|---|---|
IVV | iシェアーズ S&P 500 | -3.33% |
EDV | バンガード 超長期米国債 | +1.89% |
IAU | iシェアーズ ゴールド トラスト | +0.89% |
株の下落を全てカバーするほど上げっていませんが、下落のクッションの役割はしています。
2019年までのリターンについてはこちらの記事を参考に
長期債・金共にか株式並のボラティリティがあり、変動の激しい商品なのですが、株とは違う動きをすることが多いので暴落時のリスクヘッジに繋がっています。
2018年〜2019年の12年間のリスクとリターン
PF | 平均リターン | 平均リスク | 最も上昇した年の上昇率 | 最も下落した年の下落率 | 最も下落した時 |
---|---|---|---|---|---|
IVV | 9.51% | 14.87% | 32.30% | -32.81% | -46.18% |
オールシーズン | 10.25% | 10.40% | 24.53% | -4.42% | -18.29% |
下落時に強くてリターンもしっかりあります。
過去の暴落時の下落率
オールシーズンPF | iShares Core S&P 500 ETF (IVV) | Vanguard Extended Duration Trs ETF (EDV) | iShares Gold Trust (IAU) | iShares Global Energy ETF (IXC) |
|
2008年 | 3.54% | -32.81% | 54.07% | -5.29% | -28.42% |
2009年 | 1.44% | 26.60% | -35.74% | 23.90% | 24.77% |
2018年 | -4.42% | -4.47% | -3.39% | -1.76% | -14.82% |
2019年 | 24.53% | 27.52% | 24.35% | 13.75% | 6.80% |
リーマンショック時は株式が30%の下落でしたが長期債が50%も暴騰して株と長期債に分散投資をしているポートフォリオはリターンがプラスになっています。
(IVV50%・EDV40%・IAU5%・IXC5%)
金・長期債券・株式の分散投資
金・長期債券・株式の分散投資はちょっと前までは低コストな商品がなく個人投資家にとって敷居の高い投資法でしたが、今ならETFなどで容易に投資をすることが出来ます。
10年のIVVのチャート
今回1000ドルほど下がりましたが、IVVの10年チャートを見ると流石に上げ過ぎかなとも思えます。
だからと言って必ず下がる保証もありません。
今後、各国は景気対策をしてくるでしょうし、米国や新興国などは金利は下げてくる可能性もあります。
未来の予測が不果実な今こそ株式・長期債券・金に分散投資をするオールシーズンポートフォリオは個人投資家にとって一つの投資法ではないかと思います。
今後もオールシーズンポートフォリオのパフォーマンスはチェックしていきます。
それでは