
日本に一週間ほど一時帰国して週末に台湾に戻ってきたつれづれ日記です。
今週は日本に戻った理由を書きます。
それではどうぞ
第5回つれづれセミリタイア日記 父親が要介護度5になった
ブログではプライベートなことはあまり書かないことにしていたのですが、今回の緊急帰国の理由は
父親を特別養護老人ホームに入れるために帰国をしました。
実は二年ほど前に一人暮らしをしていた父が階段から転んで大腿骨骨折で入院。その時に認知症が発覚してそのまま要介護度3になり老健に入っていました。
入院や入所の時に親族のサインが必要になるため、その度に帰国をしていました。
老健から特養へは中々入ることができないのですが、多分、介護度が悪化して5になった、遠くに住んでいたなどの理由で比較的早く特養に入所することができました。
父は隣の県の老健に入っていました。今回は名古屋市内の特養に入所になります。
正直、特養に申し込んで一年ほどで入れたのはラッキーだと思います。
母親は離婚していたのですが、少し助けてもらいながら父親の介護をしていました。
介護をしていましたと言っても施設に入っていたのでほとんど何もしていません。
ただ父は一応厚生年金に入って月15万円ほどの年金はあったのですが・・・
資産はほとんどなし
少しはあると思ったのですが全くなくて驚きました。
そして賃貸の解約・使いもしないスマホの料金月1万円・ケーブルTVや保険の解約など老健に入る時にやってきました。
老健の値段がギリギリで、正直このままだと父親の年金だけでやっていけない可能性もありました。
実はそのために一時セミリタイアの中止も考えていました。
そんな時に今年に入り急遽、特養に入れると連絡があり入所の手続きのために帰国をしました。
ギリギリで資金ショートを回避
老健は入所費用が月12万円ほど、洗濯代が1.7万円、医療費が1万円、合計14.7万円で年金内ギリギリの料金でした。
なぜか洗濯代に2万円近くをかかるという謎施設で文句を言いたかったのですが、まぁ移動する施設もなかったので我慢していました。
それが特養になると
入所費用・洗濯代・医療費全て込みで10万円ほどになります。
これで年金内で十分やっていけます。
ホットしたのも束の間・・・
特養から
「cubさんの親なら介護保険負担限度額認定証が利用できて第三段階になるかも」
と言われる。
特養には減免措置があり独身なら資産1000万円以下、夫婦なら2000万以下で非課税世帯なら介護費が安くなります。
父は資産はないのですが厚生年金で税金払っていると思うので減免はできないと考えていたのですが、どうやらできるようです。これが第三段階になると月65000円ほどで特養に入れることになります。
老健の半額になります。
もし減免措置を受けることが出来れば家計の財政も一気に余裕ができます。
6月が免除の申請なのですが、施設が全てやってくれるそうです。
資産なしでもやっていける?
浪費癖があって貯金のない父ですが(こんな父になぜ私が生まれたのは謎ですがw)意外になんとか年金内でやっていけています。
また父の年齢は75歳・認知症で要介護度5です。
人生100年時代と言ってやたら老後を気にする人がいますが、男は結構70代で要介護になってしまう人もいます。
人生80年ぐらいで考えとけば良いんじゃないかって思います。
また中途半端に資産があると特養などに入れずかえってお金がかかります。
独身なら資産1000万円以下・非課税なら月6万円ぐらいで特養に入れるのです。
こんな優遇した介護保険がいつまで続くかはわかりません。
ならば一層、若い時にやりたいことがあるならドンドンやるべきです。
老後を過剰に心配して必要以上の資産を貯める必要もあまりないんじゃないかと思いますよ。
セミリタイアは2000万円あれば十分ですよ。
その辺は割り切りが必要だと思います。
今回で自分の中の心配事が一つ解消しました。入所費用も予想以上に安くて安心しています。
今回は父の特養の入所の対応でバタバタした一週間でした。
それでは、また!
コメント
自分の介護のことは考えたくないですが、貯金が多い人に多く負担してもらう制度であるため、やはり若いうちに楽しんでおくのが大事ですよね。
ぼくも親に今のうちに旅行をするよう勧めてますが、日本人気質のせいか、貯めるのが好きでいいのか悪いのかといったような、、笑
by 匿名 2020年2月2日 22:58
親の介護をしているのですが、今のところ年金内で収まっています。
特養入れたのでひと段落した感じです。
本当、中途半端にお金を持っていると損する制度だなぁって思います(あまり大きな声では言えませんが)
by cub 2020年2月3日 23:17