
8月に入り米中貿易摩擦が再燃したことにより株式市場が軟調な展開となっています。
それでも米国市場はあまり下がっていないのですが、日本・新興国市場が醜い展開です。
日本は高値の24400円からおよそ15% ほど下落しています。
そんな中、今年から分散投資の一貫として購入してきた、金と長期債券がいい具合に分散効力を発揮しています。
それではどうぞ
株式下落の中、金・超。超長期債券が上昇中
私は去年からレイ・ダリオ氏の提唱する「オースシーズンポートフォリオ」に近いポートフォリオを構築しています。
実際は金5%・エネルギー株5%・米国長期債券ETF10%ほどです。
米国長期債券はまだ購入途中なのですが今月に入り急上昇して買いづらくなってしまいました。
また金と長期債は上昇しているのですがエネルギー株ETFが右肩下がりに下がり続けて上昇分を帳消しにする展開となっています。
エネルギー株ETFは利回り4%超え、不景気で減配の可能性もあるので要注意ですが、悪い投資先ではないと思う。
インフレリスクとしてエネルギー株ETFを購入したのですが今のところはマイナスの展開となっています。
(素直に金10%にしとけば・・・・)
目標の投資額
ティッカー | ETF | 投資額 |
BNDX | インターナショナル債券ETF米ドルヘッジ | 100万円 |
EDV | バンガード 超長期米国債 ETF | 200万円 |
VWOB | バンガード 米ドル建て新興国政府債券ETF | 100万円 |
IAU | iシェアーズ ゴールド トラスト | 100万円 |
IXC | iシェアーズ グローバル エネルギー ETF | 100万円 |
最終的なポートフォリオ
株式・債券・金・エネルギー株と分散した投資をしています。
長期債投資のメリット・デメリット
長期債券のメリット
長期債投資のメリットは株式と反対の動きをすることが多いことです。
株式市場が暴落すると長期債券が急騰する
2008年のリーマンショック時の騰落率
IVV | EDV | IVV 50% EDV 50% | ||
2008年 | -32.81% | 54.07% | 10.63% |
歴史的暴落時ですが長期債とS&P500を半々に投資をしていれば10%のプラスとなっていました。
このように暴落時のクッショくの役割を果たしてくれるのが長期債券となります。
長期債券のデメリット
最大のデメリットはインフレに大変弱いことです。
このインフレですが米国は1980年代前半をピークに右肩下がりに下がってきました。また世界的にも現在は低金利となっています。・・・がもしインフレになると大幅に債券価格の値下がりが起こります。
私は意外に今の最大のリスクはインフレじゃないかと思っています。
インフレなど起きるはずがないと思う人が多ければ多いほどインフレリスクを軽く見て将来大きなリスクになるのではと考えています。
この辺は難しいのですが債券全体のリスクです。
今はある意味、債券バブルとも言えますしいずれ弾けるかもしれません。
まとめ リスク分散に有効
今のところ超・長期債券はリスク分散に大変役に立っているます。急激な円高、株安にも関わらずプラスを維持しています。
しばらく理想のポートフォリオを維持して急落時に対応していくつもりです。