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マスターカードの基準レートの調べ方とキャッシングとショッピングの実質コストの計算方法を紹介

[記事公開日]2019/07/21

マスターカードの基準レートの調べ方とキャッシングとショッピングの実質コストの計算方法を紹介

海外でのキャッシングやショッピングには単純に手数料だけがかかるのではなく、外貨交換手数料がかかります。

これは各カードブランドが基準としてレートを出していて、実際の当日レートよりやや高く設定されています。

今回はマスターカード の基準レートの調べ方を紹介します。

これでキャッシングの手数料が正確に計算できるようになります。

それではどうぞ

クレジットカード の基準レートとは

海外でクレジットカードを使ってショッピングをしたりキャッシングをしたりすると外貨で決済されますが、実際の請求は円建てで行われます。

この時、円建ての請求額は

当日レート×クレジットカードの手数料=基準レート

(正確にはカード会社の決済時のレートとなります。便宜上当日レートとしています)

このカード会社の外貨交換手数料は基準レートといいホームページで公開されています。

ただし正確に公開されているのは「マスターカード 」と「VISA」のみです。

JCBは当日かつ小数点3桁のみとちょっと不便で完璧ではありません。

アメックスなどは公表されていません。

各カード会社の基準レートを調べるサイト

今回はマスターカードの基準レートの調べ方を紹介します。

マスターカードの基準レート

公式サイトには次のように記入します。

基準レートを調べる日付を選ぶ。

bank freeは0を入れる

キャッシングする通貨を選ぶ・・今回は台湾ドル

円を選ぶ

引き出す金額を選択・・・今回は18000台湾ドル

こんな感じで記入していきます。全てを選択しないと表示されないので注意してください。

これで当日レートの差が計算できます。

今回は2019年7月16日のマスターカードの基準レートを私がよく行く国の通貨で調べてみました。

通貨当日レート基準レート当日レートとの差スプレット
米国ドル108.22円108.3474円0.1274円0.117%
台湾台湾ドル3.484673円3.495479円0.010806円0.3%
香港香港ドル13.790366 円13.8601円0.069734円0.5%
タイバーツ3.502265円3.5103980.008133円0.23%
ベトナム
(1000ドン)
ドン4.66003円4.672円0.01197円0.256%

米ドルが他の通貨よりスプレットが小さいですが、大体0.2%〜0.5%の範囲に収まっています。

マスターカードの基準レート=当日レート×0.2%〜0.5%

このぐらいに覚えておけばいいと思います。

意外にマイナー通貨の手数料が安くて良心的だと思います。

台湾ドルの基準レートは大体当日レートの×0.3%

7月16日にATMから1万台湾ドルをキャッシングすると

当日レートとの差が0.010806円なので

0.010806円×1万元=108円の手数料がかかることになります。

キャッシングの実質手数料の計算方法

請求額=基準レート×金利+ATM手数料など

となります。

キャッシング の金利を年利18%とすると一日辺りの金利は

0.18÷365=0.000493となり

1日辺り0.000493の金利がかかることになります。

1万台湾ドルだと

基準レート(34954円)×0.000493=17.2円

一万台湾ドルをキャッシング をすると1日17.2円の金利がかかることになります。

これが1ヶ月だと516円となり繰り上げ返済をすることがかなりお得になります。

大体三日後ぐらいに繰り上げ返済が可能になるので

17.2円×3日=51.6円の金利手数料で済みます。

これに基準レート手数料108円とATM手数料などを加えると実質手数料となります。

例 1万台湾ドルをキャッシング、三日後に早期返済。

基準レート手数料108円+金利手数料51.6円+ATM手数料216円=375.6円

大体1%弱が手数料となります。

キャッシングの手数料はこのように覚えておくといいです。

ショッピングの手数料の計算方法

ショッピングには基準レートに海外事務手数料がかかります。

海外事務手数料

  • VISA 1.63%
  • MasterCard 1.63%
  • JCB  1.6%

海外事務手数料は全て共通ではなくクレジットカードによって一部違います。

私の持っているP-oneカードだと2%の海外事務手数料がかかります。

ショッピング手数料は

基準レート×海外事務手数料=請求額

となります。

基準レートの手数料を含めると大雑把に2%ぐらいかかると覚えておけばいいと思います。

ただしショッピングの場合、各カードのポイント還元が付きます。

1%の還元があるなら実質1%の手数料となります。

キャッシングは一度に引き出す額によって手数料が大きく違うので一概には言えないのですが

(少額ほど手数料が高くなる)

キャッシングもショッピングも手数料が1%ぐらいかかると覚えていくといいと思います。

早期返済をすると手数料が1%以下と意外にキャッシングコストが安い。

まとめ 

クレジットカード の手数料は意外に良心的だと思います。

このATMのキャッシングが凄く便利で海外の長期滞在でもまとめて大金を持ち出す必要がほとんどなくなりました。

アジアならコンビニ・ショッピングセンター・銀行が至るところにあるのでキャッシングに困ることはほとんどありません。

海外はATMでキャッシングと覚えておくと滞在が凄く便利になります。

それでは

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