
日本と同様二十年近く労働者の賃金が上がっていない台湾。
そのためか台湾人は会社に一生務めることより自営業を始めたり副業をしたりするのが一般的です。
そんな台湾ですがここ数年「娃娃屋」日本でいうクレーンゲームが大人気で町中クレーンゲームだらけです。
そんなクレーンゲームもそろそろ人気終焉になりつつある今、次の副業ブームの目がいくつか出てきています。
そんな台湾の副業ビジネスを今回は紹介したいと思います。
娃娃屋ブームのカラクリ
台湾の町中にあるクレーンゲーム
私はてっきり店のオーナーが事業は初めているものと思っていたのですが、今回クレーンゲームをやっている地主に聞いたら全く違っていたので驚きました。
クレーンゲームはゲーム一つずつ持ち主が違う?
台湾に観光へ訪れると驚くと思いますが、このクレーンゲームが町中に異常に多いです。
その理由の一つですが、このクレーンゲームはお店が運用しているのではなく、お店はあくまで場所を貸しているだけだそうです。
台湾クレーンゲーム投資
それではこのクレーンゲームは誰が運営しているのかとうと、クレーンゲーム一つずつ持ち主を募集して、個人が所有して運用しているとのことです。
つまりクレーンゲーム一台ごとに持ち主が違うのです(もちろん複数所有している場合もあるが)
クレーンゲームの持ち主が一台ごとに運用しているので中の景品も持ち主が独自の選定で入れている。
地主は場所だけを貸すので商売をやるつもりのない空き部屋を簡単に貸し個人が一台ごとに投資をすることによってここまで広がったとのことです。
へぇ〜今まで知らなかった。
台湾にはクレーンゲーム投資があったのかと・・・
そんなクレーンゲームですが正直作り過ぎでブームも終わりそうです。
ちょっと流行り物があると一斉に同じことや物を売ったりするのがここ台湾。
次のクレーンゲームの芽がいくつか出てきているのでここで紹介したいと思います。
次の台湾副業の紹介
その1 電話ボックス型カラオケボックス「迷你KTV」
現在、初期のクレーンゲームのように急激に増えているのが、この電話ボックスタイプのカラオケ。
「迷你KTV」
写真のボックスも夜市の交差点に置いてあって、こんなところにカラオケボックス置いて誰が使うのかよ!
と一人で突っ込んでいたのですが、意外とそこそこお客さんが利用しているようです。
場所を選ばす利用できるので今後増えていきそうです。
それにしても、場所を選ばす置いているのですが問題ないのでしょうか?
不思議です。
その2雞蛋糕店
元々の発祥の地は香港ということで(重慶大廈の前の交差点には有名な雞蛋糕屋さんがあります)
香港名物、本家のように美味しいなどと歌っていますが個人的にはそれほど味など変わらないと思う。
パンケーキのようなもので店によってはクレープのようなタイプもあります。
基本的には中には何も入っていないのですが、追加料金で中にクリームや餡子を入れたりチョコレートソースをかけたりします。素の物は5個30元110円ぐらいです。
日本でも縁日であると思いますが、味も同じような感じです。
初期投資が少ないのと調理が簡単なことで新規参入がしやすいことで最近、この店がとても増えています。
これも増え過ぎて実際は大変な気がするのですが・・・
どうなんでしょうか
その3 コインランドリー「自助洗衣店」
日本には沢山あるのですが台湾、特に台中では数年前まであまり見ませんでした。
あるにはあったのですが、個人が運営しているところがほとんどで目立たないところに店が多く、あまり清潔ではなかった。
そんな中、チェーン店・フランチャイズタイプのコインランドリー店が町中に増えていきています。
個人的にはこれが一番嬉しいですね。
旅先にコインランドリーがあると便利ですからね。
スモールビジネス全盛期
台湾は勤め人として日本より不安定な立場の人が多いので、チャンスがあれば商売を始めようと考えている人が多いです。
ただ誰でも簡単に成功できないのはどこの国でも同様のようで、そこで一つの生き方として、複数の仕事や副業をすることによって収入源を分散してリスクを減らそうと考えている人も多いです。
今回、台湾だけでなくタイでもそんなロックな素敵な生き方をしている人に話を聞いて、その生き方、仕事の仕方がとても白かったので台湾編・タイ編として二階に分けて次回に紹介したいと思います。
低コストライフだけ低コストビジネスでリスク分散していくのは世界共通のようです
それでは