
台湾株とETFに現在100万円ほど投資をしています。
半分を台湾ETF、残りの半分を台湾の個別株です。
大幅下落で含み益がなくなりマイナスに入りましたが、今年はいくつか銘柄を入れ替えていく予定です。
ほとんど放置をしている台湾株ですが高配当銘柄が多いので助かっています。
それではどうぞ
台湾株式市場について
2019年一月現在の台湾株式市場について簡単に説明します。
上場数は1652社
市場は二つ
集中市場 897社
櫃臺市場 755社
集中市場は日本でいう東証一部で、櫃臺市場は店頭市場のようなものです。
時価総額
時価総額 28兆5500億元(100兆円)
日本円でおよそ100兆円です。
台湾のGDPはおよそ6000億ドルなのでGDPに比べて株式市場はとても大きいです。
一応台湾版バフェット指数があるようでGDPの160%を越えると割高となるようです。
台湾版バフェット指数について
現在は対GDP比で160%前後でほぼトントンですね。
台湾市場の指数
PER 12.3倍
PBR 1.7倍
利回り 4.6%
日本と同様PERは低いです。ただし平均配当利回りは日本のほぼ倍となっています。
台湾のインフレ率は2018年度は0.38 %と日本の0.8%より低いです。物価上昇が進んでいる感じのする台湾ですが実はデフレ気味です。
台湾株投資について
台湾株の投資はETF四銘柄と元大台灣50の中から配当利回りの高い銘柄は10銘柄機械的に投資をしていました。
今年はもう少し絞って投資をしたいと多います。
ETFは2銘柄のみ
0050 元大台灣卓越50基金
0051 元大台灣中型100基金
0056 元大台灣高股息ETF
006201 元大富櫃50
台湾ETFはこの四銘柄に投資をしていたのですが、次のに銘柄に絞ります。
0050 元大台灣卓越50基金
0056 元大台灣高股息ETF
台湾の大手企業上位50社に投資をするETFと上位150社の中から高配当銘柄30社に投資をするETFに2つのみです。
配当利回りはそれぞれ3.5%と5.5%ほど。
残りの2つは売却してこの2つに投資をします。
台湾版ダウの犬投資法
台湾版ダウの犬投資法ですが、本家米国の投資法に沿って投資を少し変更します。
本家のダウの犬投資法
- ダウ30銘柄から選ぶ
- 30社の中から配当利回りの高い10社を選ぶ
- 10社の中から株価の低い銘柄5社を選ぶ
- 5社に均等に投資をする
このように最終的にはダウ30の中から配当が高くて株価の低い5銘柄に均等に投資をしていきます。
台湾の場合は30社対象の指数がないので元大台灣卓越50基金 の中から上位30社を選びます。
その中で配当の高い銘柄10社を選び更に株価の低い5社を選ぶ。
対象銘柄は次になります。
上位30社の株価・配当利回り・PER・PBR
順位 | 証券番号 | 銘柄 | シェア(%) | 株価 | 配当利回り | PER | PBR |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2330 | 台積電 | 30.72 | 215.5元 | 3.37% | 15.94倍 | 3.55倍 |
2 | 2317 | 鴻海 | 7.25 | 68.8元 | 2.42% | 6.92倍 | 0.83倍 |
3 | 1301 | 台塑 | 3.2 | 96元 | 5.39% | 10.17倍 | 1.66倍 |
4 | 1303 | 南亞 | 2.88 | 73.3元 | 6.27% | 8.76倍 | 1.53倍 |
5 | 3008 | 大立光 | 2.69 | 3030元 | 1.84% | 15.34倍 | 4.03倍 |
6 | 2454 | 聯發科 | 2.64 | 223.5元 | 3.58% | 13.05倍 | 1.51倍 |
7 | 2412 | 中華電 | 2.52 | 107元 | 4.4% | 23.1倍 | 2.25倍 |
8 | 2881 | 國泰金 | 2.52 | 45.8元 | 4.53% | 8.76倍 | 1.02倍 |
9 | 1326 | 台化 | 2.43 | 100元 | 6.21% | 9.23倍 | 1.5倍 |
10 | 2891 | 中信金 | 2.38 | 20元 | 5.08% | 10.58倍 | 1.4倍 |
11 | 2881 | 富邦金 | 2.24 | 45.8元 | 4.53% | 8.76倍 | 1.02倍 |
12 | 1216 | 統一 | 2.17 | 67.5元 | 7.55% | 9.64倍 | 3.7倍 |
13 | 2327 | 國巨 | 2.06 | 303元 | 2.88% | 3.94倍 | 2.31倍 |
14 | 2002 | 中鋼 | 1.73 | 24.15元 | 3.64% | 15.09倍 | 1.2倍 |
15 | 2886 | 兆豐金 | 1.73 | 25.45元 | 5.76% | 13.05倍 | 1.12倍 |
16 | 2474 | 可成 | 1.49 | 215元 | 3.65% | 5.65倍 | 1.16倍 |
17 | 3711 | 日月光投控 | 1.44 | 56元 | 3.58% | なし | 1.2倍 |
18 | 2308 | 台達電 | 1.4 | 130元 | 4.1% | 19.94倍 | 2.74倍 |
19 | 2884 | 玉山金 | 1.22 | 20.1元 | 5.9% | 13.14倍 | 1.39倍 |
20 | 2303 | 聯電 | 1.21 | 10.9元 | 4.74% | 12.67倍 | 0.63倍 |
21 | 2892 | 第一金 | 1.18 | 19.9元 | 4.93% | 16.4倍 | 1.21倍 |
22 | 2357 | 華碩 | 1.17 | 204元 | 5.82% | 13.65倍 | 0.89倍 |
23 | 2912 | 統一超 | 1.16 | 299.5元 | 7.92% | 10.26倍 | 9.43倍 |
24 | 2492 | 華新科 | 1.14 | 144.5元 | 1.85% | 4.44倍 | 2.27倍 |
25 | 3045 | 台灣大 | 1.07 | 106.5元 | 5.16% | 22.33倍 | 4.95倍 |
26 | 6505 | 台塑化 | 1 | 104元 | 5.23% | 11.33倍 | 2.85倍 |
27 | 2885 | 元大金 | 0.94 | 15.1元 | 3.85% | 8.73倍 | 0.81倍 |
28 | 5880 | 合庫金 | 0.94 | 17.7元 | 5.94% | 15倍 | 1.08倍 |
29 | 2882 | 開發金 | 0.93 | 45.15元 | 4.79% | 10.15倍 | 1.06倍 |
30 | 1101 | 台泥 | 0.91 | 35.15元 | 6.37% | 9.66倍 | 1.05倍 |
配当が高い10社の中で株価の低い5社は次になります。
順位 | 証券番号 | 銘柄 | シェア | 株価 | 配当利回り | PER | PBR |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1216 | 統一 | 2.17 | 67.5元 | 7.55% | 9.64倍 | 3.7倍 |
2 | 1101 | 台泥 | 0.91 | 35.15元 | 6.37% | 9.66倍 | 1.05倍 |
3 | 5880 | 合庫金 | 0.94 | 17.7元 | 5.94% | 15倍 | 1.08倍 |
4 | 2884 | 玉山金 | 1.22 | 20.1元 | 5.9% | 13.14倍 | 1.39倍 |
5 | 2886 | 兆豐金 | 1.73 | 25.45元 | 5.76% | 13.05倍 | 1.12倍 |
統一グループは台湾のイトーヨーカドーグループのようなものです。
台泥は台湾を代表する化学メーカー、残り3社が銀行株となります。
平均利回り6.3%、台湾は利回りが高いです。
実は台湾の証券会社から中国本土や香港のETFに投資ができることを知ったのですが、投資をするには銀行に行って新たに外貨貯金口座を開設して、銀行の窓口で香港ドルや人民元に交換してそのお金を外貨口座に入れて株やETFを購入するというクソ面倒なやり方をしなくてはならず結局やっていません、諦めました。
台湾の個別株より中国や香港の高配当ETFに投資をする方が面白いなと思ったのですが残念です。
日本はその点本当に簡単で助かります。
現状の投資先と成績
-1万元ですね。予想より大したことがないです。
これをこのような投資先に変更します。
変更した投資先 2019年度版
証券番号 | 投資先 | 利回り | 割合 |
---|---|---|---|
0050 | 元大台灣50 | 3.52% | 25% |
0056 | 元大高股息 | 5.62% | 25% |
1216 | 統一 | 7.55% | 10% |
1101 | 台泥 | 6.37% | 10% |
5880 | 合庫金 | 5.94% | 10% |
2884 | 玉山金 | 5.9% | 10% |
2886 | 兆豐金 | 5.76% | 10% |
平均配当利回り5.37%となります。
今年はこれらに投資をしていきます。
台湾に戻り次第銘柄変更をしていきます。
まとめ
個人的には台湾で収入があるようになり、それらを全て台湾株に投資をして最終的には台湾の家賃ぐらいは配当で補えるぐらいにしたいですね。
最終的には台湾株に200万元ぐらい投資をして10万元ぐらいの配当を得るのが理想です。
現在厳しい時は迎えていますが日本株やインデックス投資と同様撤退品でこのまま放置で配当を得る方向でいきます。
今年は台湾やアジア株の情報も積極的にブログに書いていく予定です。
それでは!