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全アジア少子化時代到来!タイの出生率が日本とほぼ同じって知っている?

[記事公開日]2018/10/21
[最終更新日]2018/10/22

全アジア少子化時代到来!タイの出生率が日本とほぼ同じって知っている?

少子化問題というと日本の専売特許のような問題でこのペースで人口が減っていくと2050年ごろに人口が一億人割れ、2100年ごろには8000万人割れと言われています。

これは日本だけの特殊な問題と思われますが、しかし現在の日本の出生率は他のアジア諸国に比べたらまだマシなほどなのです。

アジア全域で広がる少子・高齢化社会もグラフで比べて見ましたので参考にどうぞ

少子化が強烈に進むアジアの出生率

東アジア・東南アジアで少子化の進む国のデータです。

少子化が進むアジアの合計特殊出生率

合計特殊出生率とは

合計特殊出生率(ごうけいとくしゅしゅっしょうりつ、英:total fertility rate、TFR)とは、人口統計上の指標で、一人の女性が出産可能とされる15歳から49歳までに産む子供の数の平均を示す。

引用 ウキペディアより

人口を維持するには一人の女性が2.1人産む必要があります。

国名合計特殊出生率
ベトナム1.81人
中国1.6人
タイ1.52人
日本1.44人
韓国1.26人
香港1.19人
台湾 1.13人
シンガポール0.83人

東アジアの出生率を比べると日本などまだマシで韓国・台湾あたりの少子化は深刻です。

また中国の都市部の出生率はすでに韓国・台湾並になっていると言われています。

ベトナムですらすでに2を割っています。タイは日本の内閣府のデータではすでに日本を上回る少子化社会になっています。

アジア各国の人口ピラミット

日本

日本の少子化は他のアジア諸国に比べてゆっくり進んだため実は人口分布を見るとまだマシなのではと思えるほどです。

韓国

台湾

台湾のみデータがなかったので他のサイトを参考にしました。

台湾は将来ものすごく大変な社会になるのが人口ピラミットから読み取れます。少子化が日本より急激に進んでいます。現在高齢者の数が少ないので年金問題は日本より深刻ではないと思いますが20年〜30年後は日本より大変でしょうね。外国人労働者もすでにベトナム・インドネシアから多数受け入れているのもこの人口ピラミットから納得です。

中国

中国の人口ピラミットは今の段階で日本と似ています。

タイ

はい!意外に思われるかもしれませんがタイの出生率は日本とほぼ同じ、人口ピラミットも綺麗なトックリ型と少子高齢化が進んでいます。

実は1990年ごろ外国人労働者というとタイ人が結構いたのですが(夜の街でも)今はほとんど見なくなりました。これはアジアでも共通ですね。

タイもすでにミャンマーやカンボジア・ラオスなど周辺国から外国人労働者を沢山受け入れていますが、今後も急速に進むと思います。

ベトナム

ベトナムもタイと同様意外に思われるかもしれませんが出生率が1.8〜1.9と2を割っています。ベトナムはどちらかというと東アジアの文化圏に近いので経済発展が進むと急激に少子化が進む可能性があります。

現在は台湾、そして日本でも外国人労働者というとベトナム人が多いのですが、意外に後10年ぐらいでいなくなるかもしれませんね。ちょっと前のタイと同様なことが起こりそうです。

人口が増える東・東南アジアの国々

反対に人口が増えていく国々の紹介です。

国名出生率
マレーシア2.04人
ミャンマー2.21人
インドネシア2.36人
カンボジア2.56人
ラオス2.7人
フィリピン2.92人

マレーシアはすでに準先進国でタイと同様に外国人労働者受け入れ国になっています。

英語が通じるのでやはり客と接するサービス業はフィリピン人、裏方はインドネシア人が多いですね。

圧倒的に出生率が高いのはフィリピンです。

人口が増えるアジアの国の人口ピラミット

マレーシア

マレーシアはアジアでは珍しい現状維持国家となっています。

インドネシア

フィリピン

フィリピンは綺麗なピラミット型となっています。

今世紀半ばまでは人口が増加する国となっています。

現状、人口増加国から人口減少国に労働者が流れることが多く、ベトナム・フィリピン・インドネシアが労働者を多く送り込んでいる国となっています。しかしベトナムはすでに少子化が起こり始めているので徐々に減っていくことでしょうから、今後はフィリピンとインドネシアが二大外国人労働者の供給国になると思います。

人口減少と経済

アジアはほぼ全域で少子高齢化がすでに強烈な勢いで起こっています。

よく言われる人口ボーナスも終了していき経済が停滞すると言われていますが、私個人的にはタイトな考えです。

人口が減少して経済が停滞するかは結局、ケースバイケースだろうと・・

特に労働者の立場から言えば、今後労働人口が減るので労働者の価値はアジア全体で上がることになります。

日本では単純労働の価値がどんどん下がるように言われていますが、私はこの考えも単純に賛同できませんね。

これも結局、ケースバイケースだろうと。

単純労働と言えど価値が上がる可能性も高いと思います。それもアジア全体で。

人口減少とインフレ

長いデフレが続きインフレなど起こる可能性などないと考える人も多いですが、高齢化による財政支出拡大と少子化による賃金上昇で将来はインフレが当たり前になる時代が来るかもしれません。

それも日本だけでなくアジア全体で。

アジア全体は現在インフレ率が落ち着いていますが、今後はもっと上がっていくかもしれないので注意が必要かもしれませんね。

まとめ アジアはすでも少子化社会、高齢化はこれから。

タイの人口出生率が日本とほぼ同じというと意外に思われるかもしれませんが実際にタイへ行ってみると高齢化はすでに感じられますね。パタヤのバービアでも30代がメインです。

私は人口減少は結局外国人労働者で埋め合わせていくと思っているので、後一世代もしたらアジアはどこの国も人口の1割ぐらいは外国人が住むのが当たり前になっているでしょう。

日本も20年・30年後は1000万人ぐらいの外国人が住む多文化社会になっていると思いますよ。

結論、日本人も外国・・特にアジアで住むとが当たり前の時代になっています。

それでは!

参考サイト

世界の人口ピラミット

https://www.populationpyramid.net/

總生育率(台湾のウキペディア)

https://zh.wikipedia.org/wiki/%E6%80%BB%E5%92%8C%E7%94%9F%E8%82%B2%E7%8E%87

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