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2017年より個人型確定拠出年金が大幅変更。ブロガーのための個人年金制度の決定版

[記事公開日]2016/07/24
[最終更新日]2023/02/11

2017年より個人型確定拠出年金が大幅変更。ブロガーのための個人年金制度の決定版

プロブロガーブームの中、ここ数年で急速に増えてきたフリーで働くという生き方。

フリーで生きていくことは自由である反面、自分の人生は自分で決めていかなくてはなりません。

当然ですが、老後の生活も自己責任です。

誰かが面倒を見てくれるわけではありません。

今回、個人型確定拠出年金制度が大幅に拡張され、2017年からほぼ誰でも加入が可能となる制度となりました。

個人型確定拠出年金?日本型401k?個人型DC?

呼び方が難しいため、親しみやすい言葉に変更をするかもしれないと言われています。

この個人型確定拠出年金制度

知れば知るほど、お得な制度となっています。

まだ20代だから30代だから老後のことなんて・・そうお考えの若い皆さんも制度だけは知っていて損はないと思います。

知っているのと知らないでは知識の差がとてつもなく大きいくなりますからね。

フリーのための老後の資産形成の決定版。

新しくなる個人型確定拠出年金とは何か?はじめに説明していきます。

フリーで生きるための人の自分で作る年金制度。

会社勤めでない自営業・フリーランスの方。

最近、増えているネットで収入を得ているブロガーと言われている方・

それだけではありません、フリーターや派遣、企業年金のない雇われの方。

自分達は正社員に比べて年金など充実していないと最初から諦めていませんか?

国民年金しかないフリーな働き方の皆さん。

実は掛け金すべてが所得控除、運用先の利益はすべて非課税。

そんな優遇された個人年金制度があるのに全く知られていないし利用をされていない勿体ないこと現状があります。

制度が不完全で複雑な「NISA」よりこっちの方がより優遇されお得です。

それが個人型確定拠出年金(日本版401k)です。

その個人型確定拠出年金が来年から制度が大きく変わりほぼすべての人が加入が可能となります。

今後加入できる方

確定拠出年金_総合サービス

毎月の掛け金(2018年より年額一括積立が可能となります。)

IMG_8790_jpgはじめての確定拠出年金投資 より引用。

変更で注目すべきことは、専業主婦(夫)である第3号被保険者・公務員も加入、一部企業年金制度のある企業を除いてすべての厚生年金加入者が加入できるようになる。

女性で正社員として働いていた人が子育てのために専業主婦になると今まででは確定拠出年金に積み立てることができませんでした。これを運用指図者という

このように働き方を頻繁に変える人にとって不利な制度が今回の制度改正でかなり解決することになります。

働き方が変わろうとも年金を持ち運べる(ポータビリティ制度)が備わったことになります。

ブロガーに関わる加入対象者

     
第1号被保険者 自営業・フリーランス・セミリタイヤ 月68,000円(81.6万円)
第2号被保険者 厚生年金加入者で企業型確定拠出年金なし、その他の企業年季Nなし 月23,000円(27.6万円)
第3号被保険者

第2号被保険者の被扶養者、つまり専業主婦(夫)

月23,000円(月27.6万円)

これから派遣・フリーターや自営業者・フリーランスの年金はどこで働いても自分で選択した運用機関にお金を積み立てるフリーで生きて行く人にとってはぴったりな制度です。

フリーランス→専業主婦(夫)→企業の正社員(厚生年金加入)→

このように転職をしても確定拠出年金の積立を続けることができる。

  • 国民年金+個人型確定拠出年金
  • 厚生年金+個人型確定拠出年金

大まかに2つの年金制度を行ったり来たりしながら、個人型確定拠出年金で自分年金を作る、そんな時代になろうとしています。

個人型確定拠出年金がブロガー・フリーランスの自分年金になる理由

積立資金がすべて非課税

IMG_8788_jpg

はじめての確定拠出年金投資 より引用。

低コストファンドに積立可能で運用益がすべて非課税

「参考記事」

今回の法改正によってすべての日本人が加入可能になる。ポータビリティ制度

その他、働いている先の破綻や自己破産など長期的なリスクの分散にも役立ちます。

「参考記事」

こんな有利な制度ですが、利用可能な方で利用しているのはたったの0.6%

日本経済新聞

日経新聞より 引用

現在、制度に加入可能な方はおよそ4,000万人います。

しかし、利用しているのはたったの25万人(0.6%)私もその一人です。

そして来年から新たに2600万人が加入可能となり

合計6,600万人が制度利用が可能となるとても大きな年金制度となります。

加入不可な方は大きくわけて次の二つ

国民年金を払っていない人。未納者や生活保護者、一部免除者。

もう一つは企業型DC「従業金拠出」に入っている方。マッチング拠出をして上限の月55,000円を積み立てている方です。およそ147万人・・全体の1.2%ほどの方。

これらの方は個人型確定拠出年金に加入はできません。

税金を払っている方で日本は破綻するから国民年金を未納している方がいたら凄く勿体ないと思いますよ。

まとめ

NISA制度と同様、まだまだ制度変更がある可能性がありますが、将来のために資産形成をしようと考えているなら第一候補になる制度だと思います。

少なくとも、無理をした投資、都内で賃貸住宅を始める、怪しげな投資、海外不動産や高レバレッジをかけたFXや高コストなファンドなど・・・そして、民間法華Nの個人年金などに比べたら遥かにお得で制度をしっかりとしていると思います。

特に今後増えていくであろう、個人自営業などフリーなライフスタイルで生きていこうと考えている方にとってが決定版となる制度だと思います

お金なんて・・・老後なんて、

私はお金を否定する人は信用しないですね。お金も大事です。

自分の食いぶちは自分でしっかり備えてこその自由な生き方だと思います。

ブロガーにもぴったりな個人年金制度だと思っています。

コツコツ株式に積み立てて、資産形成をする、真っ当な資産形成が日本でもやっとネ根づいていくのではないかと考えています。

確定拠出年金を始めてみませんか?

それでは

確定拠出年金制度について勉強するなら次の本をオススメします。

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