2024/09/14
前回は確定拠出年金の運用会社などが破綻したらどうなるか記事にしましたが、
「参考記事」
今回は反対にお金を積み立てている私達が破綻したらどうなるか?
知っているようで意外に知らない個人型確定拠出年金のお得な利用方法です。
それではどうぞ。
自己破綻したら確定拠出年金にある資産はどうなるか?
人生は何があるかわかりません。
終身雇用も一部の大企業を除いて終焉に向かっています。
フリーターや派遣など非正社員の増加。
ブログや小商いで生活しているフリーランサーや自営業者も増えています。
今は人気ブロガーで悠々自適かもしれません。
しかし、その人気がいつまで続くかかわりません。
収入が途絶えた。
ブログだけの収入では心配で多角化をしたが事業に失敗した。
借金が払えない・・闇金からの電話が怖いっw
人生、良いことばかりではありませんね。
そんな時のためのセーフティネットの数々。
確定拠出年金も人生の危機に十分セーフティネットの網の一つになります。
それでは自己破産をしたら確定拠出年金口座内にある資産がどうなるか?
お話します。
ブロガー・フリーランサーは事業リスクのために確定拠出年金に加入すべき
ずばり言います。
確定拠出年金内の資産はどのような理由があろうと借金の方に取られることはありません。
それだけでなく、
あなたが生活保護の申請をする時に必ず調べられる資産の中に確定拠出年金内口座内のお金はカウントされません。
事業の失敗、借金による自己破産をしても確定拠出年金口座内の資産はカウントされることはありません。
確定拠出年金は公的年金と同様の効力があり、自己破産や借金の肩代わりにされることもない、非常に守られたお金であります。
証券口座に1,000万あれば自己破産すればゼロになりますが、確定拠出年金口座内の資産はいくらあっても没収されることはありません。
ですから、若い人で老後のお金などあまり考えていないプロブロガーなどでも事業の失敗のリスクに備えるために確定拠出年金に加入することは十分にありです。
確定拠出年金を知らなくて老後に近い方々にも朗報があります。
下流老人リスクに備えるために確定拠出年金に入ることも十分にあります。
つまり、確定拠出年金内のお金=資産にカウントされない
これは様々な制度の例外として利用(悪用?)できます
特別養護ホームの補助規則も確定拠出年金は例外です
特養への例外措置としての入所が今までは収入(年金)のみでしたが、今は資産もカウントされることになりました。
これからは独身で金融資産1,000万円以上 夫婦で2,000万円以上ある人は特例を受けることが出来なくなり無条件で通常料金での入所となります。
しかしこの金融資産に確定拠出年金内のお金はカウントされません。
職業訓練受給給付金の条件も例外
職業訓練受給給付金受給者にある金融資産300万円以下も当然ですが確定拠出年金内のお金はカウントされません。
銀行口座に500万円あれば受給資格を得られませんが、銀行口座に250万円・確定拠出年金口座に250万円なら合法的に受給を受けることができます。
確定拠出年金は一度加入すると、公的年金と同様に60歳まで引き出すことができません。
これは確かに若いときにお金が使えないためフリに思るかもしれませんが、人生の経済的リスクの時は上記のように守られる制度でもあります。
その他、離婚時の財産分与に確定拠出年金は入らないなど様々な例外があります。
フリーター・派遣などの非正社員やブロガーなど新しい生き方をしているフリーランサーなどにぴったりな年金制度がこの確定拠出年金なのです。
今回は少し後ろ向きの話をしましたが、備えがあるからこそ自分の思い通りの人生が選択出来るものではありませんか?
自由に生きるからこそ、確定拠出年金制度を利用すべき!
ただし、確定拠出年金制度にも例外があります。
それは、税金の滞納です。
税金のみ確定拠出年金であろうと没収されます。
あーーー怖い怖い、税金って
税金だけはしっかり払って、生活保護の申請を!
いや、違うか。
税金のみは例外扱いできないので、それだけは気を付けましょう。
まとめ
フリーターや派遣などの非正社員
プロブロガーや小商い業を営む、フリーランサーや自営業者こそ
確定拠出年金に加入して制度を利用し尽くすべきです。
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