
琉球銀行で個人型確定拠出年金を運用している人の運用成績のリターンが毎月発表されているのを最近知りました。(多分、野村の個人DCを含まれていると思う。)
これを見ると運用者の投資先がここ数年で大きく変わってきているのが分かります。
面白いので過去データを載せますね。
2012年1月からの琉球銀行での運用利回り分布と資産配分状況
琉球銀行で401で運用している人はログイン出来るのですが
これで運用している方の利回りと資産配分を見ると面白いです。
2012年1月
2013年1月
2014年1月
2015年1月
2016年1月
2016年4月最新
図だと少し見づらいのですが
資産配分状況[プラン別]
2012 年1月 | 2013年1月 | 2014年1月 | 2015年1月 | 2016年1月 | 2016年4月 | |
国内株式型 | 10% | 12% | 15% | 14% | 14% | 14% |
外国株式型 | 32% | 42% | 43% | 47% | 44% | 46% |
国内債券型 | 5% | 5% | 4% | 4% | 5% | 5% |
外国債券型 | 6% | 6% | 5% | 6% | 6% | 6% |
バランス型 | 4% | 3% | 4% | 4% | 4% | 4% |
MMF | 1% | 1% | 1% | 1% | 1% | 1% |
元本確保型 | 43% | 32% | 27% | 24% | 26% | 24% |
運用利回り分布(拠出開始来)[プラン別]
2012 年1月 | 2013年1月 | 2014年1月 | 2014 年1月 | 2015年1月 | 2015 年4月 | |
わたし | なし | 80.85% | 32.28% | 27.84% | 9.18% | 10.61% |
中央値 | -1.54% | 15.54% | 14.05% | 17.12% | 9.18% | 5.03% |
毎年のグラフを見れば分かりますがリターンが0%前後のところと10%以上のところに二極化していることが理解できます。
これは運用先商品を金利がほぼゼロの元本確定商品に投資をしているか国内外の株式投信に投資をしているかによる差がとても大きいです。
そして2012年に比べて現在はリスク資産への投資の割合が増えている
国内外の株式42%→60%
これは円安とアベノミクスで上昇相場に乗ってリスク資産を増やしているのか?
それとも
琉球銀行や野村證券を選ぶ方は十分なリテラシーがあり新規加入者はリスク資産に多めに投資をしているのか
どちらかはわかりません(多分、両方だと思うが)
そして現在の平均リターンの中央値は5%と十分なリターンを上げています。
わたしはブログで主張しているように確定拠出年金口座での運用はリスク資産(国内外の株式)100%にすべきと言っています。
大幅な下落をすれば資産が減少しるでしょうが、60歳まで引き出し不可能な401k制度上そのまま淡々と積み立てていけばいいのではないでしょうか?
リーマンショック後それが出来た人々が十分なリターンを上げています。
リターンゼロで十分な老後資産が可能なのでしょうか?
低コストリスク商品で非課税制度を活用していけば運用利回り年3%〜5%は十分可能だと思います。
わたしの場合
年利4%として20年運用する。
現在の投資額
325万円→790万円
月25,000円を20年積立
20年後→930万円
合計 1,720万円と十分な資産運用が可能となります、紙の上では(笑)
このように調子よくいくとはとても考えていないですが、コツコツ資産運用することが将来とても大切なことだと思っていただければと考えます。
ちなみにリターン0の場合は
325万円+600万円=925万円となります。
1720万円と925万円・・リスクがあるので一概に良いとは言えないのですが、悪い運用だと思わないのですが、皆さんはいかがでしょうか?
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