2024/11/06
上昇が止まらなかった米国金利ですが長期金利が低下を始めています。
私の所有している米国債券も少しですが含み損が減っています。
これからどうなるのか?
米長期金利低下へ
10年以上の米長期金利は一時4.5%近くまで上昇していましたが、その後低下を初めています。
10年金利は4%をすでに割れ3.6%台へ、1年金利は4.7%と短期金利が高く長期金利が低くなっています。
長短金利の金利差拡大へ
10年金利と2年金利の金利差
10年金利と1年金利の金利差
10年金利と2年金利の金利差は-0.78%
10年金利と2年金利の金利差は-1.11%と1%を超えてきています。
大きな逆イールドとなっています。
通常債券の金利は短期が低くて長期になればなるほど高くなります。
なぜなら長い期間お金を貸す方が戻ってこなくなどリスクが高くなるからです。
同じ100万円でも1年と10年で金利が同じなら短い方を選択しますよね。これと同じです。
ではなぜリスクの高い長期の方が金利が低いのかというと
マーケットは今後景気が後退するのではないかと予想しているからです。
景気後退すればインフレが低下して今の短期金利4.5%より10年以上毎年受け取る3.6%の方が特になると考えているからです。
債券マーケットは景気後退を予想。
その後予想通りに景気後退すれば短期金利が下がって行き、いずれ短期金利が低く長期になれば高くなるように戻っていく・・・と予想しています。
米長期割引債券ETF、EDVも徐々に上昇。
米物価連動債券ETF、TIPも底を打っています。
景気後退が本格的に始めれば
もし景気後退が本当に始まれば企業業績が悪化して株式市場に大きな調整が入る可能性があります。
インフレ低下期待から株式市場が戻っていますが、景気後退に入れば企業業績が悪化して下がる可能性も十分あります。
まだまだ株式の底を打ったのか安心するには早すぎると思います。
追加投資をするなら注意したほうがいいですね。
・・・ってことで
ガチホを続けて行きます。結局それしか言わないのかい!!
来年は景気後退の年?
今年は色々ありましたが結局株式市場は行って戻ってと言う感じのボックス圏相場でした、来年は景気後退の年の可能性もあるので注意して行きたいですね。
また大きな調整はチャンスでもあるのでしっかり再投資を狙って行きたいと思います。
米長期債券価格が徐々に戻ってきている話でした。