
定期観測をしている「ダウの犬投資法」の運用成績です。
枯れた投資法として有名なダウの犬投資法は今でも有効なのか検証しています。
それではどうぞ
2022n年8月末のダウの犬投資法の運用成績
ダウの犬投資法とは
30年ほど前にお手軽投資法として紹介された投資法。
それでいてリターンは絶大!!
10年後に改正版が出てその時も有効な投資法として紹介されていました。
初版から30年、改正版から20年以上経っている投資法。
投資法は簡単で
ダウの犬投資法10銘柄は
年初にダウ30銘柄から配当利回りの高い10銘柄に均等に投資する投資法。
更に、10銘柄から株価の低い5銘柄に均等に投資する方法がダウの犬投資法5銘柄となっています。
検証しているのはダウの犬投資法5銘柄です。
ダウの犬投資法5銘柄
ティッカー | 銘柄 | 配当利回り(%) | 年初来騰落率(%) | |
ダウの犬投資法 | ||||
VZ | Verizon | 6.10 | -16.56 | |
WBA | Walgreens Boots Alliance | 5.24 | -30.44% | |
MRK | Merck & Company | 3.13 | +13.28 | |
DOW | Dow | 5.50 | -6.86 | |
KO | Coca-Cola | 2.82 | +5.79 | |
平均 | 4.55 | -6.96 | ||
VOO | SP500連動ETF | 1.53 | -16.20 |
SP500の連動ETF500の年初来の成績が-16.20%に対してダウの犬投資法は-6.96%とどちらもマイナスになっていますが、ダウの犬投資法の方が下落が大幅に小さくなっています。
今のところ
ダウの犬投資法の勝ち!!
また配当が4.5%と大変高いのも魅力となっています。
年初来騰落には配当を含めていないので配当を含めると-2%ぐらいまで抑えられることになります。
今年は下落に耐久性があり高配当投資として魅力のあるダウの犬投資法。
ただし、実際には毎年銘柄入れ替えをしなくてはならないため売却コストがかかる配当も課税対象とVOOをガチホした方が長期的にはリターンが高い結果になることが多いようです。
個人的にはあくまでメインはインデックス投資でサブ投資としてダウの犬投資法を実践してみるのがいいのかなと思っています。
次回は年末ごろに今年の運用成績を検証して2023年に新たなダウの犬投資法を検証してみます。
それでは。