2024/11/06
私は現在、iDeCoでは新規資金は投入せず運用のみをしています。
そのため新しい情報のアップデートには疎いのですが、今回、海外セミリタイア民にとって重要な改正があったのでブログで紹介します。
2022年5月1日より海外在住者もiDeCo加入可能へ
最新の法改正で海外在住者もiDeCo加入可能となりました。
住民票を抜いても国民年金は任意で加入可能でしたが、iDeCoは強制的に積立はできなくなりました。
私は以前はそのことを全く知りませんでした。
過去記事より
住民票を抜いたときにiDeCoへ届出をしなかったため、手続きが面倒だったことを覚えています。
しかし、来年5月からは国民年金を任意で払っていればiDeCoへの積立投資を続けることが可能となります。
日本では建前上、住民票を抜くと証券口座で資産運用することができなくなるのですが、(積立NISAも売却しなくてはならない)イデコは投資継続が可能となります。
何気にセミリタイア民にとっては大きなニュースですね。
住民票を抜いて日本の金融機関での投資を止めてしまってもiDeCoだけは継続できるのですから。
また意外に知られていませんが、イデコは自己破産や生活保護の対象になっても資産がなくなることはありません。
iDeCoは税制面のお得ばかり言われていますが、最大の利点は年金なので資産としてカウントされないこと。
自己破産や生活保護になってもiDeCo内の資産がなくなることはありません。
生活保護を貰いなら資産運用ができる素敵な制度です。— cubです (@cub_nomad) October 10, 2021
海外移住をして失敗して無一文になって日本に戻って生活保護の対象者になってもiDeCo内の資産は残る、リスク分散先として頼もしい口座であると覚えておきましょう。
意外に知られていないiDeCoの利点です。
iDeCoお勧めの金融口座
これからiDeCo口座で運用を考えている人でお勧めの証券口座はズバリ!!
理由は低コストインデックス投資信託である「eMAXIS Slinシリーズ」が購入できることです。
私自身は最初は琉球銀行で運用していましたが、セミリタイア後の2018年にマネックス証券へ移行しました。
満足しているのでこのままマネックス証券で継続運用をしていきます。
最新の運用成績
2021年10月25日現在の運用成績はこちらです。
iDeCoの運用資産額はおよそ700万円。
コロナショックの最安値が387万円その後、前回の記事で608万円、今が699万円となっています。
資産変化
487万円(2018/6マネックス移行時)→543万円→387万円(2020/3コロナショック)→608万円→699万円。
iDeCo口座では非課税メリットを最大限生かすためにリスク資産(株式やREIT)100%で運用していきます。
つまり株式投資をガチホしていく!!
今後も定期的に運用成績をアップしていきます。
まとめ
法改正により海外移住者もiDeCoが活用しやすくなりました。
税金以外にもメリットがあるので、資産運用の一部として上手に活用してください。
それでは!
コメント
こんにちわ。
いつも為になる記事、ありがとうございます。
・生活保護+イデコ運用は、全く思いもつかなったです。
生保受ける人は、元々イデコも未加入が多い気がしますが、
これ、計画的にできたら、ある意味、最強のFIREですね。
・私もイデコ加入者(指揮者)で、出口戦略を考えて
いるところですが、なかなか難解です。
公的年金控除の非課税枠を使って、60万円×5年+110万円×n年
で、先に受けとって、国民年金(厚生年金)を遅らせるか
イデコの運用を死ぬまで続けていくか、悩ましいところです。
どちらも年金、保険ですが、奥が深いです。深すぎます。
by かず 2021年10月25日 15:38
最初から生活保護目当ての人はいないと思いますが、事業失敗で破産などは起きるかもしれませんね。
出口戦略は、私も毎年ちまちま引き出していこうかと考えています、まだ当分先ですが・・・
コメントありがとうございます。
by cub 2021年10月25日 16:00
いつも参考にさせていただいています。
質問ですが、
>iDeCoでは新規資金は投入せず運用のみをしています。
とのことですが、私は受取時に最大限の控除枠を得るために、現在積み立てをやめずに最低限(月5千円)の資金を投入していましたが、制度を誤認していますでしょうか?
by YS 2021年10月25日 16:23
正しいです。控除枠拡大するために最低限かけるのは合理的です。
コメントありがとうございます。
by cub 2021年10月25日 16:47