2024/11/06
先週末から寝ているだけでお金がどんどん減っています。
コロナショックで2000万円から2700万円まで増やしたのですが、もうすぐ2500万円ラインを割りそうです。
今回は始まった暴落相場についてです。
それではどうぞ
コロナバブル相場終焉か?
下落のきっかけは中国の大手不動産企業「恒大集団」の債務危機と言われています。
高値から十分の1以下に下落中・・・・・
これが世界に波及していると言われています。
ただし、これは後付けだと思います。
恒大集団の株価を見ればわかるようにもう2020年からずっと下落が続いています。
個人的には中国政府は最後に何らかの形で救済をすると思います。
中国にとって不動産は金のなる木、土地本位制の国なので不動産下落を抑えようとするはずです。
それでも止められなくなった時が「中国版失われた20年」の始まりとなるでしょう。
ただ、今は足掻いて止めようとするはずです。
ではなぜ世界的に下落が始めっているかと言えば・・・
やっぱり株価高すぎ問題
これに尽きると思います。
バブルの最後には借金や市場の認識に甘さが出てくる
個人的には米国市場だけは最強なのだから米国株だけ持っていれば問題ない
ここまではまぁ理解できます。
しかし最近は米国市場は最強で長期で握っていれば右肩上がりなのだからレバレッジ方のETFを持っていればもっとリターンが上がっていく。
ここ一年ぐらいからこのように言われるようになってきました。
私はこの理論にすごく違和感があります。
最近はもうリーマンショックやITバブルのようなものは起こらない・・なんて都合の良い考えも出てきています。
これは非常に認識の甘い危険な考えです。
高値から5分の1になったCWEB
CWEBとは中国のネット企業に二倍のレバレッジをかけたETFです。
一時期盛んにネットで話題になっていましたが、現在はどうなっているのでしょうか?
高値の108ドルから現在は18ドル台まで落ちています。
五分の1以下の価格です。
リーマンショックだのITバブルだの比ではありません。
二倍レバレッジなら単純に市場が50%、3倍なら33%下落すれば理論的にほぼゼロになります。
私は米国市場といえども、このくらいの下落は今後も普通に起こると思っています。
そういう前提で資産運用をしています。
ですから、このような商品に長期的に投資をするのは狂気の沙汰ですね。
下落対策はひたすら耐える
下落が本当に起こるのか。いつ起こるのか、どのくらい下がるかは事前にはわかりません。
ただ、30-50%ぐらいの調整は起こると言う前提で運営しています。
じゃぁどうすればいいのか?
それは
ひたすら耐える!!
これに尽きます。
この耐えられるポジションは人によって違うと思います。
99%下がっても耐えることができる人はレバレッジ方ETFに投資をすればいいでしょう。
しかし私は絶対に耐えることができません。
資産が99%も減ったら、この楽しいセミリタイア生活が終了してしまうからです。
私が耐えられるポジションは・・・
-30%ぐらいです。
今だと
2500万円→1750万円ぐらいですね。
セミリタイア後だと2016年のチャイナショックとコロナショックの時に資産が1750万円ぐらいに減りました。
最悪1500万円ぐらいまで大丈夫かなと思っています。
そのために相場の調子が良い夏頃にせっせと個別株などを売却してきました。
株を売却して購入した資産は米国の長期債券や物価連動債、先進国債券や金なのです。
それでも資産の3分の2は株式などのリスク資産なのでまだリスク資産の割合は高いですね。
60%ぐらいが私の適正だと思っています。
ただ、元々2000万円あればセミリタイアできると思っているので500万円はコロナショックの時に運よく増えただけ、無かったものと考えています。
基本は2000万円で運用。
まとめ 調子の良い時に保守的なPFを組めるか
ネットなんかやっていると自分より遥かにリターンの高い成績を出している人を見ると、ついリターン至上主義になり追求したくなるものです。
そんな時に限って大きな調整、市場から撤退、セミリタイア終了では元も子もありません。
調子の良い時こそ保守的なPFを組めるか?
リーマンから数々の調整を経験したからこそ
買って兜の尾を占める
を忘れずに資産運用を続けていきたいと思います。
今回も一時の調整で終わるかもしれません。
しかしいずれ大きな調整がやってくると思っています、その時に後悔のないPFを組んで運用を続けていくのが、生き残投資家の素養だと思っています。
さぁ一緒に暴落を乗り越えていきましょう。
それでは。
コメント
こんにちわ。
更新お疲れ様です。
最悪ケース:およそ、ダウの『半値、8掛け、2割引き』、
ダウ10000ドル位の悲観的な想定、大恐慌に次ぐレベルですね。
捕らぬ狸の皮算用かもしれませんが、その時は
ダウ/ゴールド レシオ≒1.4(1980年)
ゴールド≒10000÷1.4=7140$/oz、今の4倍越えも想定されます。
なので、株式の複利効果も考えると、
今の資産と同じか、増えている可能性もありますね。
為替が変わらない前提ですので、大変難しいところですが。
ダウの暴落の可能性は常に付きまといますが、
これ見ますと、まだまだ、ダウの上げが足りないような
気もしてくるから、不思議なものです。
https://www.longtermtrends.net/dow-gold-ratio/
改めて見ますと、ドットコムバブルの時は
40倍とか、えげつないレベルですね。
(ゴールドがただの石ころ?と言われた時です)
また、石ころになったら、私が困りますけど。。。
レバレッジETFは、私も同感です。
手出し無用だと思います。
by nanashi 2021年9月21日 18:04
ダウの大きな調整は金利が上がらないとないような気がするんですけどね。
どうなんでしょうね。
リーマン前とかに比べても今がべらぼうに高いかと言われると、そうでもないと思うので、すぐに大幅調整はないかなと考えています。
・・・ただし予想は大体外れるので起こっても撤退しないポジションだけはとって起きます。
コメントありがとうございます。
by cub 2021年9月21日 18:15