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台湾の電力単位「度」って何?台湾の一ヶ月の電気代は? 日本と台湾の電気代を比べてみた。

[記事公開日]2016/06/21
[最終更新日]2018/04/07

台湾の電力単位「度」って何?台湾の一ヶ月の電気代は? 日本と台湾の電気代を比べてみた。

台湾で新しい部屋に引っ越すにあたって、前の家で住んでいた時にはあまり理解していなかった、台湾の電力料金について記事にします。

まだ中国語を正しく理解していないので正確な数字は間違っているかもしれないのでその辺は割り引いて読んでください。

台湾の電力の単位「度」って何ワットなのか?

私が住んでいたところでは電力料金は大家さんが代行して電力会社に払っていたのですが、最初はそのシステムがよく分からず言われるままい払っていました。

電力料金の支払いについて

  • 台湾の公共料金は基本的に2ヶ月に一回の支払いになる。
  • 台湾は国営の電力会社一社のみである
  • コンセントのタイプは日本と同じ。日本の家電はほぼそのまま使える。

そして、最初に混乱したのが台湾の電力単位の「度」

145度とか200度とか表示され全く意味が分からなかったのですが、実はそんなに難しくない。

1度=1kwh(キロワット時)=1,000wh(ワット時)

例えば、100ワットの電球を24時間使用しているとすると

100wh×24時間=2,400wh=2.4kwh=2.4度となります。

なぁ〜んだってことですね。

では、台湾の電力代は大体いくらぐらいになるのでしょうか?

日本の電気代(中部電力の場合)

中部電力|電気料金の計算方法_-_電気料金のしくみ

〜120kWhまで 1kWh=20.68円
120kWh〜300kWhまで 1kWh=25.08円
300kWhを超えた部分は  1kWh=27.97円

中部電力サイトより

使用量によって徐々電力料金が上がっていく、これにアンペアごとの料金と基本料が追加される。

台湾の電力料金

單張電價表_中文__105_04_01_pdf

日本は三段階に電力料金が上がっていくが台湾はより細かく設定されていて6段階・夏(6月〜9月)とそれ以外で料金が違う

注目するのは電力料金である

分かりやすく日本円で表示してみる(1台湾ドル=3.3円として計算)

  夏(6月〜9月) それ以外
120kWh 1kWh=5.38円 1kWh=5.38円
121〜330kWh

1kWh=7.85円

1kWh=6.9円
331〜500kWh 1kWh=11.6円 1kWh=9.5円
501〜700kWh 1kWh=15.2円 1kWh=12.5円
701〜1000kWh 1kWh=17.9円 1kWh=14.6円
1001〜 1kWh=20.23円 kWh=15.9円

電價表より (PDFとなっています。)

台湾の最低料金は1kWh=およそ5.4円 日本が20円と電力料金が4倍近い差がある。

台湾は使用量が上がっていくと急激に電気代も上がっていく仕組みになっている

最大の差は日本が3割ほど高くなるのに対して台湾は3.5倍も違ってくる。

大口顧客(金持ち?)に厳しい、電力を使わないと激安な料金設定になっている。

それでは大体台湾での電気代はいくらになるのか?

私が日本で支払っていた時は大体、夏で一ヶ月250kWhぐらい使っていたので

単純に台湾に当てはめると

120度×1.63元=195.6元

130元×2.38元=309.4元

合計 505元(1,666円)

日本の場合

30 Aで契約842.4円とすると 基本料金253.8円

120kWh×20.68=2481.6円

130kWh×25.08円=3,354円

合計 6,831.8円

台湾の基本料などが私はよくわからないのでもう少しかかるかもしれませんが、夏に日本で使っていたように普通にエアコンを利用して2,000円弱ぐらいと考えればいいと思う。

日本は7,000円ぐらいしたので大体三分の一ですね。

台湾素晴らしい!!・・・・と言いたところですが、そこは台湾、注意点があります。

台湾では大家が代行して支払うところが多いのですが、なぜかその時の単位が1度=4〜5元になっているところが多いです。

台湾人に言わせると、大家は電気代を多めにとって儲けている

だとか

台湾で賃貸契約をする時の注意点

仮に1度=4元で大家に支払うと月1000元 5元だと月1250元(月250度の場合)

3.3円で計算すると3,300円、4,125円と実質倍近くに跳ね上がってしまいます。

それでも日本の半分ほどですが、

賃貸住宅の種類 獨立套房と分租套房の違い

台湾の賃貸不動産をチェックしていると獨立套房と分租套房という言葉が出てくるが、この2つの家の違いは

  • 獨立套房は自分で光熱費を払うタイプ
  • 分租套房は大家が代行して払うタイプ

このため、光熱費は分租套房が安いことが多いと言われています。

中国語は話せなくて生活に慣れていない最初の頃は大家が代行してくれるのは便利ですけどね。

ネットで分租套房の場合、1度辺りいくらと書かれていることが多いのでそれを見て大体の電気代を把握してもいいと思います。

1度=4円〜5円なら日本と同じぐらい使用して6割ほどの電気代

1度=2.5円なら良心的、三分の一ぐらいの電気代になる

このように理解しておけばいいだろう。

どっちにしろ台湾の電気代は日本より相当安いと思っていればいい。

日本の電力料金を少しでも安くする方法

日々利用している電気を減らすことが大切なことは言うことはありませんが、今年から電力自由化が始まり、電力会社を変更したりプランを変更すると予想以上に安くなることがあります。

中部電力では「カテエネ」というサイトに登録すると電力プランの変更が出来ます、実は東京電力で契約をしている方も登録すると中部電力に契約出来ることはほとんど知られていません。

反対に中部や関西の方が東京電力に契約出来ます。

その他、電力料金の比較サイトなどがありこれらで電力用金が安くなるかチェックしてみるといいと思います。

安くなるプランがあるなら変更して日々の電気の無駄を無くす、これが電力料金の削減方法だと思います。

 

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