一歩先を行く「月5万円海外生活」の話

月5万円で海外セミリタイアしています。

投資の最も基本で大切なこと「長期投資」「コスト」「分散投資」について知っておこう。

[記事公開日]2018/04/16
[最終更新日]2018/05/21

投資の最も基本で大切なこと「長期投資」「コスト」「分散投資」について知っておこう。

最近、インデックス投資関連の記事が少ないので昔からcubブログを読んでいる方は

「あれ?もうインデックス投資はヤメちゃったの」

と思われている方々もいるだろう。

ご心配なく!今もインデックス投資は続けています。

ブログに関しては、投資系と台湾旅系は分けていこうと考えて投資は別サイトで運用していくつもりで今後はこのサイトでインデックス関連の記事は少なくしようと考えています。

このブログは海外セミリタイア関連サイトにしていくつもりです。後、個人的な日記や備忘録的な記事。

そんなですが、ブログを初めて今年で10年を迎えることになりました。

元々ブログを始めた動機はアフィなどの収益化ではなく投資の備忘録として始めました。

今年で10年・・つまりインデックス投資を始めて10年になるわけです。(実際積立を行なっていたのは仕事を辞めるまでの7年間だけですが)

10年一区切り・・次の10年に向けてまた投資の基本的な大切なことを備忘録としていくつか記事にしていくつもりです。

今回は投資で最も基本的で大切な「長期投資」「コスト」「分散投資」についてです。

それではどうぞ

メイン投資はインデックス投信で世界分散投資

ブログ主である私の基本的な投資スタイルは低コスト投資信託やETFで世界に分散投資をするスタイルです。

個人的にこの運用方法をしているのは、それほど労力や時間をかけずに市場平均を取れるからです。

私は平均以下、盆人以下の頭の悪い怠け者の人間ですが、そんな私でも運用が可能なのがインデックス投資です。

個人的には最近増えている米国株のみに投資する方法やバリュー株投資・その他色々な投資方がありますが、それらの投資を行なってもいいと思います。

私も投資は全てインデックス投資だけでなく時々個別株などを買っています。

しかし10年以上投資をしてきて一番リターンが良かったのは間違いなく

インデックス投資でした!

今回話すことはインデックス投資を行う上で基本的なことですが、その他の投資でもとても大切なことだと思います・・・これをしっかり意識して行わない投資家は多かれ市場から消えていくと思います。

長期投資で複利運用する

長期間複利で運用する話はよく聞くと思いますが、これを直感的に理解している人は以外に少ないと思います。

今回はわかりやすい例えで説明します。

今の日本の銀行貯金の定期は一体いくらか知っていますか?・・・大体0.1%以下です。

それでは株式投資の長期的なリターンは一体いくらだと思います?・・・これは多少幅があるのですが私は円建てで年5%ほどと考えています。

この年5%という数字・・たったこれだけのショボい数字と思いますか?

しかし長期で運用していくととても大きな差になって現れていくのが複利の運用の力です。

その1

  • 1000万円を0.1%で20年運用、もう一つは5%で運用していくとして20年後に1000万円になるとしたら元本はいくら必要か?

1000万円を0.1%の銀行の定期に預けても20年後には1020万円にしかなりません。

しかし5%で運用して20年後に1000万円を超えるには今400万円ほどの元本があれば達成できることになります。

つまり運用をしっかり行えば少ない資金で1000万円を貯めることが可能です。

これは20年の話です。

それでは同様に30年運用したらどうなるでしょうか?

1000万円を0.1%で30年運用したらおよそ1030万円

30年後に1000万円達成するには今250万円あれば達成することになります。

何と!4分の1の資金でいいのです。

さて最後に40年運用したらどうなるでしょうか?

1000万円を0.1%で40年運用しても資産は40万円しか増えません。

しかし5%で40年運用すると元本がたったの150万円で40年後に1000万円を超えます。

長期間複利で運用すること

0.1%
5%
20年1,020万円400万円
(1,061万円)
30年1,030万円250万円
(1,080万円)
40年1,040万円150万円
(1,055万円)

長期で運用すればするほど少ない資金が将来大きなお金になります。

20歳の150万円は60歳の1000万円に匹敵する。

(これを専門用語で現在割引価値と言います)

しかし若い時には残念ながらこれになかなか気づきません。150万円あったとしても大体投資などしませんね。

投資をしたとしても一年で10倍になるようなハイリスクなビットコインなどに投資をしてしまいます。

インデックス投資など実行する人は本当に一部だと思います。

しかしブロガーの中には20代からインデックス投資の有効性に気がつき早くから投資を行い30代でセミリタイアしてしまった強者がいます。

若い時に投資を行うと後々物凄く資産運用が楽になるのはこの複利の力があるからです。

投資は少しでも早く行う理由がこれにあります。

コントロール可能な「コスト」について

次は軽く見られがちなコストの話です。

コストとは証券会社や運用会社に払う手数料や国に払う税金のことです。

お金の運用はリターンにばかり注目されてしまい、コストについては軽視されがちです。

しかし複利の世界では少しのコストの差が長期的に大きなコストとなって跳ね返ってきます。

リターンの逆複利バージョンです。

コストが長期的にいかに大きな負担になるか今回は5%のリターンの商品に100万円投資したとして仮定して話をしましょう。

5%でコストがゼロの時のリターン

100万円を5%で20年・30年・40年運用するとそれぞれ

  • 265万円
  • 432万円
  • 703万円

それでは今度は手数料が毎年0.2%かかる商品で5%で運用したと仮定しましょう。

想定商品はこの一年ほどに出てきた低コストインデックスファンド「eMAXIS Slim 先進国株式インデックスファンド」などです。

20年・30年・40年同様に運用すると

  • 255万円
  • 408万円
  • 652万円

たった0.2%の低コストファンドでも40年運用すると手数料をおよそ50万円払うことになります。

最後によくある高コストアクティブファンドや毎月分配型ファンドにある手数料1.5%です。

1.5%の手数料を払い続けて運用するとそれぞれのリターンは

  • 198万円
  • 280万円
  • 395万円

3つのリターンを比べる

リターンが5%と仮定手数料0手数料0.2%手数料1.5%
20年265万円255万円
(-10万円)
198万円
(-67万円)
30年432万円408万円
(-24万円)
280万円
(-152万円)
40年703万円652万円
(-51万円)
395万円
(-308万円)

手数料1.5%の商品を40年運用すると手数料ゼロの時に比べて300万円も手数料を支払っていることになります。

はっきり言いますが、1.5%の手数料など投資信託の世界では普通です。

私がオススメしている証券会社、SBI証券での売れ筋商品のトップ3は

レオン・ひふみファンド 信託報酬1.05%

ベトナム成長株インカムファンド  信託報酬1.85%

好配当グローバルREITプレミアム・ファンド通貨セレクトコース 信託報酬1.92%

どれもぼったくりなレベルの手数料です。

高いリターンに目がいきコストは忘れがちですが、あらゆるデータから事前に高いリターンを上げる投資信託を見つけるのは至難の技とすでに実証されています。

ベトナム株に投資をしたければ米国ETFのベトナムETFに投資をすれば手数料はおよそ0.7%で済みます、好配当グローバルREITプレミアム・ファンド通貨セレクトコースなどはそもそも論外の商品です。こんな高コストな商品は顧客のためではなく運用会社が儲けるための商品です。

また最近増えているプロに任せるロボアドバイザーなどもあります。

SBI証券もウェルナビやTHEOなどを勧めていますが、これらのサービスはほとんどが毎年1%ほどの手数料が運用資産にかかります。

実際にはこれに運用する投資信託やETFの手数料を含めるとどんなに安く見積もっても1.2%や1.3%の手数料が毎年かかります。

これではどんなに良心的な商品に投資をしたとしてもぼったくり投資信託の手数料とほとんど変わりません。

たった1%の手数料が長期的にどれほど運用リターンを引き下げるか表をもう一度確認しましょう。

ブロガーなどでこのようなロボアドバイザーを勧める人が多いのはアフィリエイトの単価が高いからです。一件数千円。業者も一度契約して運用してくれれば数万・数十万の手数料が簡単に取れるわけですからアフィ単価など安いものです。

このようなサービスは利用する必要は一切ありません。

将来、手数料が0.1%や年間3000円などの低コストロボアドバイザーが登場すれば検討の価値があると思いますが今は検討にすら値しない商品だと断言します。

リターンはコントロールできませんがコストは投資家が自分でコントロールできる数少ない選択事項です。

投資をするならコストはしっかりと意識して運用して行きましょう!

そうそう、大切なことを忘れていました。

説明したコストの中には一番高いコストである

税コストが入っていませんでした!

実際には事業主への手数料の他、税金を払わなくてはなりません。現状配当・キャピタルゲインなどの利益に対して20%課税ですが、毎年分配型投資信託など利益を毎年分配するような商品はここからさらに1%ほどリターンが下がります(5%のリターンがあるとして)

当然リターンが高ければ課税コストは上がりリターンは下がります。

しかし税コストに関してはここ数年、課税コストゼロの非課税口座が登場しています。

NISA( 少額投資非課税制度)とiDeCO(個人型確定拠出年金)です。

個人投資家はまずはこの2つの非課税口座で課税コストを低くして手数料の安い低コストインデックスファンドを積み立てて複利で運用していくのが一番確実だと思います。

つみたてNISAなら大手ネット証券をオススメします。

理由は最安値低コストインデックス投資信託を確実に扱うからです。

個人型確定拠出年金も同様に大手ネット証券をオススメします。一番オススメの金融機関は現時点ではマネックス証券です。理由は最も低コストな投資信託「eMAXIS Slimシリーズ」を扱っているからです。

大手の銀行は「つみたてNISA」は儲からなくて積極的に売るつもりが無いようですが、金融の世界では売り手に旨味の無い商品は顧客にとって良い商品なのです。

つまり「つみたてNISA」は個人投資家にとって最善な投資方法なのです。

世界へ分散投資

10年前には夢だった世界中の株や債券に低コストで投資をするという投資がこの数年で急速に可能となりました。

個人投資家にとってはとてもありがたいことです。

なぜ世界へ分散投資を行うのか?

私は世界に分散投資をすれば色々な暴落があったとしても数十年の平均リターンが年5%ぐらいは上がるだろうと前提で投資を行なっています。

その前提が過去100年の世界の株式市場の平均リターンです。

これはクレディ・スイス銀行が毎年発表しているレポートなのですが2000年から2013年までの世界の株式の平均リターンがおよそ年5.3%となっています。

最新の2016年阪ではちょっと下がって年4.4%となっています。これは2015年・2016年のチャイナショックやギリシャショックのためだと思います。

大体世界中に分散投資をしていれば長期的なリターンは年5%ほど上がっています。

ちなみに米国株のリターンは年6.5%ととても高いです。

米国株投資家はこのリターンを根拠に米国株一本に投資をすればいいと主張されています。

最初にも言ったのですが私は米国株だけに投資する方法もいいと思います。ただ米国株も2000年から2013年ごろまではボックス圏にあり停滞していました。同様に70年代も10年以上停滞していた時期があります。このように米国株でも10年以上停滞していた時期はあります。このような停滞に耐えられるなら米国株投資一本でもいいのではと思います。

クレディ・スイス銀行もレポートの中で米国株のみに投資をすることについて注意が必要とこのようにコメントしています。

米国株式が過去長期にわたり優れたパフォーマンスを示してきたことに信頼を置きすぎることは、明らかに危険 なことです。ニューヨーク証券取引所はその起源を1792 年までさかのぼることができます。その頃、オラ ンダとイギリスの株式市場はそれぞれ既に、200 年や100 年近い歴史を持っていました。よって、200 年と少しを超える短期間のうちに、米国が世界株式市場に占める割合はゼロから約半分へと成長したことになります。
そのように成功した市場から例を導き出すことは、「成功」バイアスをもたらす可能性があります。そのような 場合、投資家はその他の地域での株式のリターンや米国 自身の株式の将来のリターンを誤解してしまうかもしれ ません。

世界分散投資の有効性・・・どの市場が上がるか?いつ上がるか?

世界市場に分散する投資の有効性はどの市場が上がるか事前に当てることはとても難しいからです。

どの国の株式市場が今年上がるかあなたは当てることができますか?

どのアセット(資産)が今年上がるか当てることができますか?

私はどの国の株式市場が上がるか、どのアセットが一番上がるか予測できないので全ての市場とアセットに投資をしていきます。

タイミング投資がとても難しい理由

値下がりした時に買えばいいじゃない、値上がりしたら売ればいいじゃないという人は相変わらず多いですが、事前に予測してタイミング投資をするのがどれだけ難しいかの例です。

これは米国株に1988年から今まで1万ドル投資をして売らずに持ち続けた時とタイミング投資をして急上昇した日を逃した時のリターンの低下です。

売らずに30年間所有を続ければ1万ドルが20万ドルになっていました。

流石に米国!凄いですね。

しかし最も急上昇した5日を逃すと13.4万ドルと30%もリターンが下がります。たったの5日ですよ。

急上昇したたった40日を逃すと1万ドルがたったの2.8万ドルにしかなりません。これはインフレ率が高い米国では銀行に定期貯金をしていた方がよっぽど高いリターンになります。

あなたは稲妻が輝く瞬間を捉えることができますか?

市場が開いていた日数はおよそ7500日その内のたった40日(全体のおよそ0.5%です)です。

私は稲妻が輝く瞬間がわからないので市場にずっとお金を投入しておくことにします。

失われた30年の日本も積み立て投資なら報われている

意外に知られていませんが、バブルの最高値から毎月1万円コツコツ日本株に積み立てていれば年3%ほどのリターンを現在あげています。

確かに米国株に比べたら物足りないですが、デフレ日本で年3%のリターンは悪くないと思います。

あくまで私の個人的な考えですが今後は世界と同様にやはり年5%ほどのリターンは取れると思っています。

しかしどの国でも停滞はあるので世界中に分散して投資をしていきます。

失われた30年の日本でもリターンを上げることは十分可能。反対に過度な悲観はチャンスを逃すかも。

あの厳しいリーマンショックの高値に投資をしてもリターンは上がっている

同様にリーマンショック直前の最高値の時に高値掴みをしていてもじっと持ち続けていればリターン年3%ほどあげていました。

投資信託の購入で一番大切なことは安い時に購入するのではなく、どんな時でも市場に資金を留めておくことです。

まとめ

投資の基本的なこと「長期投資」「コスト」「世界中に分散投資」を簡単に説明してきました。

私は個人投資家がメインに添える投資法は非課税口座を利用して低コストインデックス投資信託で世界中に分散投資をするで十分だと思います。

この投資をメインにサブに個別株を買ったり少額をビットコインに投資をすることは悪いとは思いません。

私もメインはインデックス投資をしていますが、資産の一部を台湾株に投資しています。

今は投資の基本をしっかり理解して手間暇かけずに運用をしていけば誰でもそれなりの資産を作ることは今は可能な時代だと思っています。

海外セミリタイアにとっても資産運用は大きな武器になります。

投資を始めり前には基本的な投資の知識は必要だと思いますので本などを読むことをオススメします。

今回ブログで書いたようなことがより詳しく理論的に書かれています。

参考本はこちらを

 

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