旅するように暮らす海外生活術 One Bag Living

海外外こもり研究 グローバルセミリタイヤを目指そう!

【巨龍中国】 NHKスペシャル、成長産業にカネを流せ 14億人の資産の行方が今の中国の投資の影を映し出し面白い。

[記事公開日]2016/12/03
[最終更新日]2016/12/02

【巨龍中国】 NHKスペシャル、成長産業にカネを流せ 14億人の資産の行方が今の中国の投資の影を映し出し面白い。

ツイッターで流れていたこの女性の表情が気になり、面白そうなのでネットで拝見しました。

 

NHKスペシャル、成長産業にカネを流せ 14億人の資産の行方という番組です。

ネットで「巨龍中国」とかググればまだ動画があるかもしれません、気になる人はチェックしてください。

政府が作り出す新しいバブル

中国政府は世界の工場から新たな成長産業を生み出すために、新規分野に民間の金を流す方法として、新しい二つの金融サービスに注目していく。

それは

  • 投資運用会社(ベンチャーキャピタル)
  • インターネット金融(ソーシャルレンティング)

ボラテリティーの激しい中国の株式市場から雪崩を打って個人のマネーが新しい金融ビジネスに流れていきます。

その額は驚くべき額で完全にバブっています。

150億円を運用、目標リターンは年利30%

上海で22,000社以上が存在していると言われている、民間の投資運用会社。

その中で50億円を150億円まで増やした若き女性経営者が出てきます。

新しいベンチャー企業に投資をして運用成績の目標は年利30%!

%e5%b7%a8%e9%be%8d%e4%b8%ad%e5%9b%bd_%e6%88%90%e9%95%b7%e7%94%a3%e6%a5%ad%e3%81%ab%e3%82%ab%e3%83%8d%e3%82%92%e6%b5%81%e3%81%9b_14%e5%84%84%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%b3%87%e7%94%a3%e3%81%ae%e8%a1%8c

中国の10年国債の利回りがおよそ3%

すでに成熟し始めている中国の経済の中で驚くべきリターンを目指しています。

私のブログを読むような人はこの目標リターンはありえないリターンだと理解できると思います。

参考記事

このため、彼女は確実に運用が見込め古い企業より、リスクの高いハイテクベンチャーを中心に出資をしようとします。

ただし、彼女はイギリスに留学経験はあるが、運用に関したは独学とのこと。

そして、彼女は番組で仕切りに自分は留学経験者団体の支部リーダーで特別な人脈と情報があると自信気に話しています。

お金の出資もこの組合からの出資が多くとのこと。

もうこの辺で危なさ満点ですよね。

今の若い人には信じられないかもしれませんが、昔の日本も日本の特殊性を訴えて日本の経済の優位性を話す人が沢山いました。

当時のかなりの人はそれが当然と思っていましたね・・・・それから四半世紀、日本は経済が成長しなくなるのですが・・・・

今の中国ってあの頃の日本にダブって見えてしまうんですよね

日本特殊論ならぬ中国特殊論。

%e5%b7%a8%e9%be%8d%e4%b8%ad%e5%9b%bd_%e6%88%90%e9%95%b7%e7%94%a3%e6%a5%ad%e3%81%ab%e3%82%ab%e3%83%8d%e3%82%92%e6%b5%81%e3%81%9b_14%e5%84%84%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%b3%87%e7%94%a3%e3%81%ae%e8%a1%8c

そんな彼女が投資につまずく

地方有力者の紹介で投資をしてほしいと言ってきた東洋医学の医者に出資をするがトラブルに巻き込まれる。

ビジネスプランは「ツボ押し健康法」をビジネスにしたいとのこと。

これは番組を見ると、全くビジネスを始めていない段階で出資をしているようだったのですが、彼女は他の企業に出資する時は半年、一年でリターンを上げようと経営者にハッパをかけていたのですが、なぜかこのビジネスはゼロから始めるところに違和感を感じました。

今更、ツボ押し健康ビジネスは違和感ありまくりです。

正直、彼女の目標リターンはいくら中国でも高すぎますね。最後に共同で大手の投資会社と共同でエンターティメントビジネスに出資をするというとことで番組は終わるのですが、ツイッターに流れていたように表情が冴えません。

運用が上手くいっていないのでしょう。

もう一つがインターネット金融の話

ネットで個人からお金を集めてそれを貸し付けるビジネスです。

日本ではソーシャルレンティングと言われているものです。

個人的にはこっちの話の方が面白かったです。

%e5%b7%a8%e9%be%8d%e4%b8%ad%e5%9b%bd_%e6%88%90%e9%95%b7%e7%94%a3%e6%a5%ad%e3%81%ab%e3%82%ab%e3%83%8d%e3%82%92%e6%b5%81%e3%81%9b_14%e5%84%84%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%b3%87%e7%94%a3%e3%81%ae%e8%a1%8c

最大手の一つがこの融道網と言われている会社です。

中国のインターネット金融の市場規模は驚きの10兆円!

これは日本の市場規模が500億円ほどと言われていますから、200倍の大きさです。

アメリカでも1兆円ほどでしょうから、現在のインターネット金融のほとんどは中国にあることになります。

インターネット金融とはネットで個人からお金を集めて、中小企業に高利で貸し出し利益を上げます。

現在2000社以上が中国にあり、年利9%〜13%ほどのリターンを顧客に渡す。企業の利益は2%ほど貸付を上乗せして企業に貸すので大体11%〜15%ぐらいだと思います。

この会社、焦付き率は1000分の3で全額企業が負担・・・ですから、顧客から見たら損失リスクゼロになることになります。

新規の貸付情報が出ると瞬時に資金が集まってしまう・・・それだけでなく、従業員が仕事中にスマホで出資に応募しています(笑)いいのでしょうか?

要するに損失補填を堂々としていることになります。%e5%b7%a8%e9%be%8d%e4%b8%ad%e5%9b%bd_%e6%88%90%e9%95%b7%e7%94%a3%e6%a5%ad%e3%81%ab%e3%82%ab%e3%83%8d%e3%82%92%e6%b5%81%e3%81%9b_14%e5%84%84%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%b3%87%e7%94%a3%e3%81%ae%e8%a1%8c

真面目そうな経営者なのですが・・・

%e5%b7%a8%e9%be%8d%e4%b8%ad%e5%9b%bd_%e6%88%90%e9%95%b7%e7%94%a3%e6%a5%ad%e3%81%ab%e3%82%ab%e3%83%8d%e3%82%92%e6%b5%81%e3%81%9b_14%e5%84%84%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%b3%87%e7%94%a3%e3%81%ae%e8%a1%8c

こんな高金利で貸し付けて損失を補填して、しっかり利益が出るなら銀行から金を借りて運用すればもっと利益が出るんじゃないのと思いますが、彼が言うのは中国の銀行は保守的で中小企業にはなかなか小口のお金を貸してくれないそうです。(あれ、どこかの国と言っていることが一緒だなw)

この中国版ソーシャルレンティング、こんな上手く・・・・いく・・・はずも当然なく、実勢は3社に1社は顧客とのトラブルを抱えている。

%e5%b7%a8%e9%be%8d%e4%b8%ad%e5%9b%bd_%e6%88%90%e9%95%b7%e7%94%a3%e6%a5%ad%e3%81%ab%e3%82%ab%e3%83%8d%e3%82%92%e6%b5%81%e3%81%9b_14%e5%84%84%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%b3%87%e7%94%a3%e3%81%ae%e8%a1%8c

最近でも7,000億以上の金を踏み倒した企業があり暴動が起きている。

%e5%b7%a8%e9%be%8d%e4%b8%ad%e5%9b%bd_%e6%88%90%e9%95%b7%e7%94%a3%e6%a5%ad%e3%81%ab%e3%82%ab%e3%83%8d%e3%82%92%e6%b5%81%e3%81%9b_14%e5%84%84%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%b3%87%e7%94%a3%e3%81%ae%e8%a1%8c

中国のソーシャルレンティング市場が現在10兆円・・・・果たしてそれほど大きな需要が中国にあるのでしょうか?

株式市場で痛手を負った個人投資家にとってはこのような元本が毀損しない(ように見える)投資は一見魅力的に見えます。

しかし、大きな時限爆弾を抱えているようにしか私には見えません。

中国政府は今年に入り、新しい規制をするなど締め付けをしているようですが、現状と制度が全く追いついていないように感じましたね。

この番組を見て、これが新しい中国の原動力だ!と見るか新しいバブルの火種を作ってると見るかは人それぞれだと思います。

私はいずれ大きな問題になるのではないかと感じました。

ソーシャルレンティングへの投資は実際どうなのか?

日本のソーシャルレンティングの市場規模は2016年で500億円弱と言われています。

1573_pdf_%f0%9f%94%8a

出典 矢野経済研究所より

実は口座を持っていて昔は少し投資をしていたのですが、今は全くしていません。

理由は

やはりビジネスモデルとしてリスクがどのくらいあるのかよくわからないから。

現在20社ほどのソーシャルレンティング会社が日本にあり、出資利回りは5%〜10%、かなり高い運用利回りだと思いますが、貸付に対する焦付きがほとんど出ていません。

いや、運用上手で良いことではないか?と思う人がいるでしょうが、私は反対に不安です。

日本のソーシャルレンティングの貸付先のかなりの部分が不動産であったり、太陽光発電施設であったり、パチンコ店への短期貸付であったりします。

正直、どこかで一気に不良債権化するのではないかと一抹の不安があります。

日本の20社でも企業数が多すぎではないかと私は思うんですが、中国はこの100倍の2000社以上のソーシャルレンティングの会社があるのです。

個人的には、時々焦付きが出てきて、実質利回りがある程度予想できると投資先として面白いと思うのですが、これは一度不況がやってきて問題が表に出てからじゃないと判断しかねることなのでしょうね。

まぁ、実際に出資していないとか、問題の先送りをしているなどはやっていないと信じたいが・・・

ソーシャルレンティングへの投資の注意点

  • 貸付先の倒産リスクだけでなくソーシャルレンティングの企業倒産リスクがある
  • 出資先が分散されているかは判断が難しい
  • 焦付きがほとんどないのが反対に不安。

証券会社や銀行などと違い、ソーシャルレンティングに貸付をする場合は貸付先のリスクだけでなく、運用会社自体の倒産リスクもあります。つまりソーシャルレンティング会社が倒産したらお金が戻ってこないということです。

銀行や証券会社などではこのようなことはありません。

二重のリスクがあるということを忘れないでください。

貸付先が十分分散されているかの判断も難しいです。

これはA出資1000万円、B出資1,000万円、C、Dと複数で出資を募集していても最終的な貸付先は一つという可能性が十分あるということです。

自分では貸付先を分散しているつもりでも実は全部同じということは十分あります。

ソーシャルレンティングへの投資は全体の投資に対してほんの少しで十分。

もしソーシャルレンティングに投資をしてみたいとお考えなら、投資資金は全体の投資額の数%〜10%ぐらいで十分だと思います。

間違っても資金すべてをソーシャルレンティングに投資をするようなことだけは絶対に止めてください。

これはビットコイン投資にも言えることです。

口座を開くならどの会社がオススメか

一つは「maneo」です。

これは私が口座を開いている唯一のソーシャルレンティング会社です。規模も他社に比べて大きく日本で歴史のあるソーシャルレンティングです。だだし、企業向け融資の焦付きがほとんで出ていなく、実質リターンやリスクがわかりづらいところがあります。

もう一つが【クラウドクレジット】

こちらは海外のソーシャルレンティングの会社に出資をするユニークな会社です。金利が高いので実質リターンがどのくらいは何とも言えないのですが、国内のソーシャルレンティングと組み合わせればリスク分散になると思います。

興味があれば是非どうぞ!

関連記事&スポンサーリンク

カテゴリーから探す

月別日記記事

UA-45357723-3